ゴジラ大全集再発売に沸くゴジラサントラ界隈
いつもの様に前置きはすっ飛ばし
伝説のサントラ全集再発売の前知識
最近発表されたこちらの商品
Xより引用させていただきますと
ゴジラを全部観たとしたら...
— UNIVERSAL MUSIC CLASSIC (@UNIVERSAL_CLS) May 3, 2024
サントラも全部聴きたくなるかも...
「#ゴジラ大全集」リマスター
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『ゴジラVSメカゴジラ』公開時にドドンと発売されたバラ売りサントラがさらに2枚追加しての再リリース、と言う話題。
まぁ僕は今回割と傍目で眺めてるだけなんですけど(そうでないと真っ先に触れてそう。片腕必殺剣とか言い出してないw)
当時企画に関わられて、今回も関わられてる方がこんなポストをしておりました。こちらも引用失礼します。
リポストが50を越えたので、
— TORI@還暦-1.0 (@m_torisan) May 25, 2024
「#ゴジラ大全集」うらばなし⑤
当時はすでに「完全収録 伊福部昭」が発売されていたので、当然それ以外の佐藤勝、宮内國郎、眞鍋理一郎作品の全曲収録が目玉であり、そちらが売れると思っていたのに、蓋を開けてみると伊福部作品のほうが売れていたらしい。なんでや。
当時を思い返すと、僕は見事に「目玉は伊福部昭以外(ガイガン除く)」とした人種でw本当にそっちだけ買った記憶あります。
懐かしいね。
それでも『ゴジラ対メガロ』とか全曲揃わなかったんだけどw
さて、じゃあそう言う伊福部以外がどう目玉だったのか、と言うのを記録しておこうと思ったんですよ
ただ、当時自筆で一生懸命データ書き留めてたの、どうやら件の完全収録伊福部昭くらいまでで、なんか年代順で認めて途中で止まってるんですよ。
具体的には怪獣総進撃で終わってるw
以降は伊福部作品のみデータ書いてた
仕方ないので、記録してあった『ゴジラの息子』までの伊福部外3作品のみ、ちょっと簡単にまとめておこうかなと。
ゴジラサントラ史(大全集前夜)
まずはこちらも簡単におさらい
と言うかこちらご参照
昭和ゴジラのサントラに関しては、大体似た様な経緯です。
シリーズ全体のサントラ、またはサントラ全集に、主要曲から始まり、新商品が発売されるごとに都度、未収録を補填して行った、ということですね
なので購買側としては、そう言う何枚ものアルバムから選んで、まとめて、録音して聴く、と言うサントラライフだった訳です。
これを最初に脱却するのが伊福部昭担当作品。
1987年だそうです。
他の作曲家作品に関してはその段階以降も捨て置かれていた状態で、話題のゴジラ大全集の際にようやく、完全収録が叶うわけ
こちらが1993年ですので、6年もさらに待たされてたんですよ
なので本当ならこっちが目玉ですよね
そうならなかったらしいですけどw
あとは、CD時代に全く動きがなかったかと言うとそうでも無く、いくつか商品が単発的に出て、そちらでデジタルで手に入らない既発売曲の補填、そして未収録曲の補填などは行われました
代表的なものは東宝レコード『ゴジラ』1だけのCD化の際に、余った時間に選外作品からセレクトして収録とか
アポロンなどはかつてのミュージックテープ商品を再構成してのCDとか出してました。
またこの流れで特筆すべきは、ビクターのやつですね。
これもこちら(先程と同じ方のブログ)をご参照ください
この商品でも同様に、デジタルで出てない既発売曲を中心にセレクトされています。
ここまでは、アナログ時代にコレクションしたもののデジタルへの刷新、みたいな感覚ですよね。
そう言うのが前提です
『ゴジラの逆襲』
さて、それでは各作品ごとに(つっても前述の通り3作品のみ)
本作の音楽が収録されるのは、コロムビアの「怪獣王ゴジラ」が最初です
東宝レコード時代には完全にスルーされた対象で、それゆえに初代よりも幻なイメージを僕なんかは持ってましたw
こっちもご参照
で、本作の音楽も前述ビクター盤までで、大体アナログ時代の既発売曲がCDで聞けていたかと思います。
ですが、その段階までで聴けた本作品の音楽は総タイム16分程度でしたw
特に本作、テープ逆回転とかまで網羅しないとダメじゃないですか
その辺りまでぶち込んでくれたのが、ゴジラ大全集2『ゴジラの逆襲』だったんですね
参考までに、大全集以前に商品化されてた曲を書き出してみましょうか
曲名はゴジラ大全集のものです(過去盤は違う場合あり)
M1A メインタイトル
M2A 岩戸島の戦い
M4平和の静寂
PS45T1・58サイクル正回転 照明弾とゴジラ
PS45T1 ゴジラ Ⅱ
M8焦土の大阪
M9雪舞う北の地
M12航空隊出撃
M14小林の死 Ⅱ
M15残された想い
M19最終攻撃
M20エンディング
これ以外が初収録と言って良い状態でしたので、この盤が如何に目玉だったか!
のはずなんですけどねw
黒澤映画以前の佐藤勝を堪能しようぜ
『南海の大決闘』
本作品割とアナログ時代にそこそこ恵まれていたんですけど、それでも未収録はあったんですね。
ゴジラ大全集での初収録は下記4曲
眠れるゴジラ Ⅰ (M12)
草原の危機 (M17)
ゴジラ対エビラ Ⅰ (M22)
基地脱出 (M24)
時間にして2分もないですw
ただ、これモスラの唄関連を省いての記録っぽいので、実際にはもっと初収録はありました
でもモスラの唄バリエーションとかまとめて聞いてもよくわかんないじゃん(怒られそう)
いずれにせよ、自分の感覚としてはこのわずかな曲に何年も待たされた訳なので、買うしかなかったですねw
『ゴジラの息子』
最後にこちら。本作は下記3曲が大全集で初出でした
ゾルゲル島の夜 (M21)
熱い赤い沼 (M22)
南の島に雪が降る (M33)
本作も時間にして3分弱なんですが、何よりM33がこれまで未収録で、遂に収録される、と言うのがこれ意外でしょ?
それほど重要な曲だと思うんですけどね
『南海の大決闘』は大体問題ないレベルまで到達してましたが、本作に関しては肝心なのがない
買うしかなかったですw
以上、現在ではね、もうこの感覚は無視しても構わないものなので、大全集どれ買ってもいいんですけど
この商品は上記3作品だけでもこれだけ価値あった存在なので、まぁ再販おめでとうってすごく思います
あ、思い出しましたが、84ゴジラ以降も平成シリーズと言われる初期三作は未収録とか色々あっての大全集で完全収録だったので、そっちも買いましたね〜
VSギドラの時計塔の鐘とかw
はい、雑に終わります。
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