日詩20240509『社協総会にて』

仕事を終え夕食かっ込んで
19時に小学校の地域集会室へ駆け込む
地区社協の総会
司会は本来の副会長が先日から病休で
我が町の自治会長が代行する
校長先生と地域福祉推進センターなどの人たちの
挨拶がひとしきり
続いて議事に入る 内容は4月の代表理事会で修正済
その確認である
コロナで行事が縮小されてきた結果
予算は近年余り気味で
今年度は福祉に使う事業費を積み増しして消化する計画
多少お金があったところで
実施する人手のほうが足りないのが実情
地区内2町で民生委員が3人も欠員のままだ
連合子供会支部も欠員があって私が兼任の体裁
実は今年度末で私が解散させる事になる
とは当会議の席上ではまだ言わずに
議事は滞りなく終了
総会後は6月開催のお年寄りと子供の遊び会の
打ち合わせとなる
お菓子やお茶や靴入れ袋やトイレットペーパーまで
調達する委員会と配布をする委員会が別々で
受け渡し連携には大いに不安がある
新PTAのメンバーと会えたのが幸いで
秋のイベントの打ち合わせに紛れ込む事にした
2時間の打ち合わせを終えて帰宅する
部屋に一人で居ると
連合子供会支部解散の事で思い淀む
俺が老害で母親たちに嫌われているのか
などと思うと無性に腹が立つが
女の側から見れば
仕事を押し付ける上司にしか見えないのだろう
こちらから挽回する余地は一見どこにも無さそうで
なおさらゲンナリする
妻と見た「ファミリーヒストリー」の録画で
高島忠夫が晩年鬱病に苦しんだ事を知った
仕事も仕事の後でもこの有様では
俺も他人事では無いな
せいぜい詩にぶつけて鬱憤晴らしをしたいが
実は詩は巨大なブーメランであるので
飛ばして自分へ還ってくる前に
サッサと首を引っ込めてしまいたい

2024/5/8 大村浩一

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