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#シロクマ文芸部 風の色はどんな色? 

風の色は移りにけりないたづらに
我が身世にふるながめせしまに

「 えっ!違いますって! 花の色は移りにけりないたずらにですよ!」
小野小町さんすみません
絶世の美女と名高い小野小町姉さんも
ぼんやり時を過ごしていたら 桜の花も色褪せてしまったわ
あれだけ男達からチヤホヤされていたのに 今はすっかり見捨てられ女の盛りはあっという間ね
なんて聞こえてきそうね。
千年の時を経ても女の嘆きは変わらないのね。でもこれも 風の成せることなのかも
さてさて、今回のお題は『風の色』
見えないけれども感じられるものに
色をつけるのね
平安時代の歌人は和歌の中に風をどの様に取り入れたのかしら

秋来きぬと目にはさやかに見えねども
風の音にぞ驚かれぬる

風は音で表すことが多いわよね
窓打つ風とか 風で笹が擦れ合うざわめきの音とか
風立ちぬいざ生きめやも なんてのも
あるわ
俳句の季語に 青嵐とか 白南風 緑風  黄雀風
風白きなんて言ったりする
風ってなんだろう そもそも地球が回らなかったら 風なんて起こらないから 万物が生きていくためには 無くてはならないものなんだろうね
たんぽぽの綿毛が風に乗って我が家の小さな庭に種を落とすのも 燕が軒下に巣を作って子育てするのも 全て風の成せる技
風の色から発展して 風ってなに?
になってしまったわ
涼やかな風に誘われて 空を見上げると 鰯雲 
暑かった夏のことなど直ぐに忘れてどこ吹く風
風に揺れる コスモス畑で私は
風の色を探す
人それぞれの 風の色を
頰をかすめるその風はどこから来る?
遥かモンゴルの草原から
タクラマカン砂漠から
風は教えてはくれないけれど
何だか最後は詩みたいになってしまったわ
どなたか 教えて下さい
かぜのいろ

おわり
何の話ですか みたいな取り留めのない文に(-ω-;)
やはり風を掴むのは難しいm(_ _)m










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