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トヨタ マークX 250G

国産車のアッパーミドル級のクルマに乗る機会は少ないので期、今時の国産高級セダンってどんな感じか期待半分でインプレッション。

ご存知トヨタハイソカー マークⅡの直系であるマークX250G。

街乗りでは静かで外気温38℃でもクーラーは効くし、パッケージングもドラポジもちゃんと出来ている。いまどきのトヨタ車だからまぁ悪い車では無いのは当然か。

早速山道へ持ち込むが、先日の豪雨の影響でいつもの船坂峠は閉鎖されていおり、やむ無く六甲方面へ向かうが、やはり車が多く思うように走らせてもらえない。

外観も内装も地味でときめかないクルマだが、2.5リッターV6の4GRエンジンはとても良い。低回転でも充分なトルクを発生する一方、踏み込めばスムースなマナーを保ちながら力強く伸びてゆく。一方、ハンドリングは基本的にダルだが、キチンとブレーキングし加重移動させてやれば素直に反応してくれるので、その気になれば意外と速く走れる。

パッケージングもエンジンもよく出来た優等生。その気になれば結構飛ばせる実力もあるのだが地味で目立たない存在。一言でまとめると、なんだか覆面パトの気分ということでしょうか。
欧州製C・Dセグメントセダンが売れている一方、日本を代表するハズのマークXは最近ディスコンとなった。日本のメーカーは上質なセダン車を造ることは出来なくなってしまったのだろうか?それとも、セダンという車型に見切りをつけたということだろうか。個人的には好きな車型なのだが。


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