深く抽象的な会話を楽しめる友人が欲しい

『今日から日記をつけることにした。』
 内省を言葉に書き起こすといいと聞いたので、巧い言い回しも綺麗な文学的表現も出来ないけれど、自分の言葉で書いてみる。
 自分の性格について、適正、才能について思考に耽らない日はない。自分が何者でありたいのか、今はどのレベルにあるのか、この方向で合ってるのか、何が間違いで何が正解で。きっと歳をとるにつれて、様々な人と話して、価値観も洗練されていくだろう。それは他人と関わって得られるメリットの一つだと思う。僕は僕の人生を誰かの人生の名脇役ではなく、主役として生きていきたい。そのために自らが誰であるかを知ることが何よりも重要だと思う。

 23歳、たとえ浪人をしていたとしても一浪ならば今年から社会人になるという年。心の準備ができないまま、着いてしまったという感じがする。一生が決まってしまうかもしれないと言う就職。満足のいくところに至るまで、努力は惜しまないだろうが、その方向を誤ってしまっては元も子もない。自分の最高の資質を活かせる環境をただ探すのみだ。最近だとMBTIがちょっとしたブームを起こして、特に女の子に多いが、プロフィールにそのアルファベット4文字を載せて、その性格を伝えようとしているのか、自分のように自己分析をしているのか、そういった人を目にする。きっと、現代のSNSなどで過度に繋がりすぎた社会の中で、自分自身が何者であるかを必死で見つけ出そうとしているのだろう。もしそういった人が目の前にいて、互いに質問を投げかけあって自分を洞察できたらこれ以上ない満足感を感じられそうだ。

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