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葦舟で届く手紙は いつも 真っ白で 初めのころは 言葉が流れてしまったのだろうかと 思い悩み…
行間を読め、と 語られないものが そこにあるかのように 教えられた 行間は単なる空白でなく …
わたしのポストは 湖の中 配達員は 向こう岸から 手紙を葦舟に乗せて 送り出す 葦舟は 月の…
ほんのすこし むかしのこと 見つけて欲しいから 隠れてみた 誂えたような窪みに すっぽり収…
月から零れ落ちる 沈黙の雫を 貴女にあげよう 貴女は その雫を 言葉の帳に 挟み込み わたし…
わたしの言葉たちは 調子に乗りすぎたようで 貴方の周りを ぴょんぴょん飛び跳ねながら 貴方…
わたしに なぜ 詩が降りてきたのだろう わたしは 誰に向けて 詩を届けようとしているのだろう noteを始めた動機とは 別の何かが 蠢くように この2ヶ月半 ノートの海に 撒き続けた、わたしの詩 きっと、詩とは言えない つぶやきを 書き留めたものたち 降りてきたり 触発されたり 突き動かされたり 心に響いて イメージが湧き出て 物語が生まれて オンナになり オトコになり 少女や少年になり ひとではないものにも なり 内から 外から 近く 遠く 表に 裏に
この世界は 欠落からできていて 記憶や 言葉や 命の証が モザイクのように 埋め込まれ ひょ…
Cirさんの「はじめまして」に寄せて きみは なんて魔法を使うんだい 目覚めたらさ 僕の部…
光と風のゆらぎに 肌が木の葉のようにそよぐ ゆらぎ そよぎ さやぎ 生まれる調べ その調べは…
気持ちは 言葉を探す 感情は 受け止めるこころを探す
どうすることが 自分を騙していないことになるんだろう どう在ることが 自分自身でいることな…
詩からは、いつも、何かがはみ出てくる わたしが切り捨てた言葉たちが 詩の中で蠢いて にじり…
脳はいつもバグっている 真っ直ぐな線はすぐに歪み 交わらないはずの線が交差し 弧になり 螺旋を伸ばし 影をも落とす バグった脳が見い出したことばで 編んだ詩は 当然 ちぐはぐだ そんな詩は肥溜めにでもぶちこんでしまえ いえいえ やがて肥料になって 誰かの心を潤すなんて 勘違いもはなはだしい それなら燃やしてしまえ いえいえ 空に舞い上がり 灰を降らせるなど まるで跡を濁して飛び立つ鳥 ちぐはぐな詩にふさわしいのは アスファルトにへばりついた落ち葉のように 何にも還元