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自作の詩や詩にかかわる文章を掲載します。 自身が気付いたこと、他の人の表現からインスピレーションを得たもの、など、つぶやきを詩のような形にしました。
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#恋

【詩】葦舟の手紙

葦舟で届く手紙は いつも 真っ白で 初めのころは 言葉が流れてしまったのだろうかと 思い悩み…

しおん
6日前
18

【詩】想いの姿

わたしの鼓動は キーを打つ わたしの想いが 鼓動で打たれる まだ、 わたし自身が気付いてい…

しおん
1か月前
11

【詩】緑の息吹

遥かに見える山なみ 刷毛で掃いた水彩画のように 笑い声で滲んでいた色彩たちが 柔らかな緑に…

しおん
1か月前
12

【詩】星とマリンバ

マリンバは 星が降るのを 待っています 星が瞬き 雫のように 零れ落ちて 自らに 降り注ぐの…

しおん
3か月前
17

【詩】想ひ染めしか

蕾かたき桜は 淡く染まり 月明かりに 映る まだ若き 春の色を その身に 満たし 艷やかに …

しおん
3か月前
16

【詩】一小節の声

今、なんて言ったのかな? 音の連なりが 風にのって 僕の鼓膜をかすめたんだ 銀の鈴を一振り…

しおん
3か月前
14

【詩】おばかさん

何してるの? おいでよ、早く キミは 待ちきれないように 手を差し出すけど おばかさん わたしの心は とっくに キミに 飛び込んでる

【詩】ふらふらな僕

そんなに怒らないでよ いや、僕が悪い 時間に遅れた僕が 何と言っても悪い わかってるよ 君…

しおん
4か月前
10

【詩】夕陽

この波は どこからくるのかしら 君はつぶやく もうそろそろ帰ろう ぼくは 答える 星が瞬き出…

しおん
4か月前
16

【詩】冬の薄絹

夜の湖水は 霧に沈み 吐息は わたしを包む ヴェールになる

しおん
4か月前
12

【詩】鼓動

星が瞬くから 鼓動が響くのか 鼓動に震えるから 星が滲むのか あなたと見上げる 冬の夜空に

しおん
4か月前
9

【詩】火傷 Cir「恋とは」に寄せて

恋が憧れであるときの 心のぬくもり あなたを ただ 見ていればよかった 今は ひりひりした…

しおん
5か月前
7

【詩】疼み火

覗いてはならない 目の奥を見ようとしてはならない 探ってはならない 心に触れようとしてはな…

しおん
5か月前
6

【引用詩】色と影のうつろい Cir「海辺の記憶」の情景(引用詩)

詩は最後に載せています。 (作者から) Cirさんの「海辺の記憶」からイメージした情景について、感想としてコメントに記したものを元にしています Cirさんの詩「海辺の記憶」からの引用は「」に入れました。 本文の詩と、「」内のCir さんの詩、複数で掛け合うように読んでみても面白いな、と思いました。 今年も、Cir さまをはじめ、いろんな方、そして自然の表現、etc.…、からインスピレーションを得て、自身の引き出しを増やし、そうなりたいであろうことばを見つけて、与えてい