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短編 中編

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短編や中編、その他になります。
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2024年8月の記事一覧

頭隠して尻も隠して

「はぁ~……先輩、今日もカッコイイなぁ」  屋上に這いつくばる私。双眼鏡越しに見る先輩の…

銀蔵@妄ツイ
1か月前
61

夏の鈴

「そんなところで寝てたら邪魔なんだけど」  畳の上で寝そべっている元幼馴染を足蹴にして、…

銀蔵@妄ツイ
1か月前
32

続・夏の魔物 肆(終)

 〇〇がいると陽子に教えられて、私は日向モールへと来ていた。 「……懐かしいなぁ」  離…

銀蔵@妄ツイ
1か月前
12

続 ・夏の魔物 参

「解決策はないのだよ」  と池田さんが言った。 「ただ、これといって害もないのだがね」 …

銀蔵@妄ツイ
1か月前
11

続・夏の魔物 弐

「うん。私は井上和、いちよ同好会の会長をしているわ。よろしくね」  そう名乗った彼女に私…

銀蔵@妄ツイ
1か月前
15

続・夏の魔物 壱

 最近変な夢を見る。  羊が出てくる変な夢。     眠れない空色、重なる雲ふわふわと私…

銀蔵@妄ツイ
1か月前
14

夏の魔物

『付き合って』  授業中。  隣の席の藤嶌に、そう書かれた切れ端を見せられた。  よく分からなくてキョトンとしていたら、 「私の友達が〇〇君のこと好きなんだって」  と補足された。  俺が気になっているのは藤嶌なんだが――といっても、思春期特有のなんとなく気になる子の一人に過ぎない。  だから、 「いいよ」  と簡単に了承した。  そんなこんなでその友達と付き合うことになった。  だけど、俺の気持ちがその子に向くことはなかった。  半年くらい付き合ってはみ

それいけ! ゆうちゃんず

「先輩! お待たせしちゃってごめんなさいっ」 「お疲れさん! 大丈夫だよ、全然待ってない…

銀蔵@妄ツイ
1か月前
40

夜の帳は下りて小鳥は揺蕩う 後編

『……覚悟しな……大妖怪ユウキの力を見せてやる』   「ちょっと待ってくれないか」 「て…

銀蔵@妄ツイ
2か月前
16

夜の帳は下りて小鳥は揺蕩う 前編

「僕だ……ああ、今はまだ大丈夫……だが奴らはすぐそこまで来ている……ウッ! ほら、右腕が…

銀蔵@妄ツイ
2か月前
15