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19.病気の進行 ~喉詰まらせとあばら骨の骨折

蜂窩織炎で3週間入院後の2016/12/24午前中に退院。その翌週早々に今後の介護のための会議を自宅で行うことが清水光正ケアマネージャーから話があった。
この会議は2年毎に行われたが、本人、家族、ケアマネージャー、介護サービスの事業者が一堂に会し、今後の介護計画の方針を立てるものである。


介護の基本的な方針の変更はなし

清水光正ケアマネージャー、「ひだまりの家」、「はーとぴあ」の職員、高橋医科器械店の社員が集まって今後の介護について会議が行われた。
すでに要介護度は「3」に変更されていたが、方針としてはこれまで通りで変わりなし。「はーとぴあ」を水曜日に変更した程度である。通所も、「ひだまりの家」と「はーとぴあ」を各週1回ずつ通うことは変わりなし、介護用品のレンタルもこれまで通りで変更なし。
すでに年も押し迫っていたとはいえ、「ひだまりの家」は1回行くことができる。通所し入浴してさっぱりすることを勧めたが、本人は来年からに固辞したため、通所再開は翌2017/1からということになった。
介護用品のレンタルは本人負担1割。1日幾らで1ヶ月単位で計算されるが、入院中は利用していない扱いになり加算されないことになっている。

のどを詰まらせるアクシデント

2017/1。まだ正月休みの中だったが、のどにパンを詰まらせてしまうアクシデントに見舞われる。このときは何とか指にのどを入れて取り出すことができ、大事に至らなかった。
このトラブルは2年後にも見舞われるのだが、歯周病で歯を失っていてろくにものを噛めないことに加えて、病気のため飲み込む力が落ちてきていることも無関係とは言えなかった。

しもやけで紹介状!?

2017年も変わらず、東埼玉総合病院の神経内科/骨粗鬆症外来、もとむらクリニックへの通院が続いており、ときには月3回も通院することもあった。
そんなある日、もとむらクリニックで診療している最中、本村医師は手の指先が紫がかかっているのを見つけ、これは大変な病気かもしれないからと、明日にでも東埼玉総合病院に行った方が良いと、わざわざ紹介状を書いてよこしたのである。
翌日2017/3/14、午前中に東埼玉病院へと向かった。東埼玉総合病院の遠藤医師は紹介状を見るなりきょとんとした表情。それはその通り、ぴんぴんしているのだからとても大病(紹介状には膠原病みたいなことが書いてあったらしい)には見えない。遠藤医師は「何のためにここに来たの?」と言う言葉が出てきそうな位の表情だった。
血液検査をしてみても何の異常もなく、結局血行が悪くてしもやけになっただけという診断で、気休めにビタミンEを処方されて終わったのみ。
後日当の本村医師のところにも遠藤医師から手紙が来たようだった。

あばら骨の骨折

2017/5/1は何時ものように昼食後、歩行器を使って戻ろうとしたところで転倒してしまう。病気はゆっくりとだが確実に進行していたようで、それ以降、介助なしでは一人で歩くのも危なくなってしまった。
2017/6/18にも同じ場所で転倒してしまう。何とかベッドまで戻ってもあばらが痛いような気がするという。結局救急車で東埼玉総合病院まで行くことになる。レントゲンなどの診察の結果、あばら骨を骨折したとのこと。翌日改めて一般外来に来るように指示される。本人は入院させられるのではないかと警戒(?)していた様子だったが、外来診療のみで帰宅。当日は日曜日のため介護タクシーがなかなか見つからず、苦労した記憶がある。

「座ってるだけだもんね」

翌2017/6/19再診。あばら骨の骨折は翌日以降に別の場所でも連続して起こることがあるという。それで改めて再診を指示したということだった。
2017/6/28にも再診。経過は良好とのこと。ディに通っても良いか、という質問に整形医は「座ってるだけだもんね」。また何かあったらおいでと言われて診療は終了した。
通所については1ヶ月近く経った2017/7/12、はーとぴあから再開した。

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