今までよく1人でやってきたな。
つい先日、夫の健康診断に付き合うことに。
やっぱり夫は相変わらずである。
まずは受付をしてファイルをもらう。
そのファイルを別の受付の人が取りに来る。
「ファイルごともらいますね。」と言われたのに
なぜかファイルの中の紙を数枚抜いて
ファイルを渡す。
「…全部もらいますね。」と言われていた。
まぁ、そうでしょうね。ごめんね、受付の人。
そして検査着にお着替えタイム。
市内で1番着替えるのが遅い夫なので
時間がかかることは知っていたが、とにかく遅い。
荷物は私が預かっているので
Tシャツ脱いで、チノパン脱ぐだけ。
検査着なんてヤッターマン方式でシャッ!と着れる。
なのになぜか
あとから入ったおじいちゃん達の方が早く出てくる。
着替えも終わり、いよいよ検診。
検診センターなので入口で門番のように
係の人が待ち構えているにもかかわらず
検診ファイルを小脇に抱え
フル無視で館内に進む夫。なんと勇ましいことか。
案の定、呼び戻される。ごめんね、門番の人。
そしてまだ1つ目の検診もクリアしていないのに
「あ、おれトイレ行ってくる。」
…すぐ呼ばれちゃうよ、早くね。と送り出した。
検診部屋ごとに部屋前にカゴがあり
そこに検診ファイルを入れたら
順番に呼ばれるシステム。
そう、すぐ呼ばれちゃうから
あえてわたしはカゴにファイルを入れずにいたのに。
係のおばさんに無愛想に
「これ入れないと進みませんよ!」
とファイルを奪われカゴに投入された。
当たり前にすぐに呼ばれる。
そして検診を受けるのがわたしだと思われている。
「すみません…本人はお手洗いに行っています…」
わたしが恐縮する中、ご本人登場。
まるで大御所演歌歌手のようにゆったり歩いている。
なんだそのベテラン風情は。
まだ1つも検査終わってないだろ。
と、まぁ終始こんな感じ。
ただ可哀想なことに下剤を飲むための水分を
自販機で選べたんだけど
わたしが「氷水」を押したことにより
びっくりするくらい氷の入った水を
すんごい顔で飲んでた。
「氷水」の上段に「常温水」ありました。
えへへ。見てなかった、ごめんね。
検診後、夫がひと言。
「コロさん居なかったら俺
検査着のまま帰ってた気がする。」
まぁ、ありますね。
なんで着替えるのそんな遅いのか、問うてみた。
「なんかさ、脱いだらさっさと吊るせばいいのに
一旦ロッカーの中に置く、とか
余計な工程がいっぱいあるんだと思う!
あと、変なタイミングでスリッパ探しに行ったり。
あと、鏡でポーズとってみたり。」
うん、そら時間かかるわな。