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読書が好きな話

みなさん、こんにちは。しおです。

結局今年は秋刀魚を食べられないまま、秋が終わってしまいました。
秋刀魚は絶対に炊き込みご飯と食べる派なので、結局何かと理由をつけて食べなかったような気もしています。
今日の夜は炊き込みご飯にしようかしら。

さぁ、今回は「読書」について書いていこうと思います。

読書。みなさん、好きですか?
読書の秋と言っては、買うだけ買って、積読していませんか?
私はしています。

しかし、読書は正真正銘、私の趣味です。
趣味を三つあげるとしたら、「オタク」「読書」「お酒」と並ぶくらいには、本が好きです。

本といっても、基本的に小説しか読みません。
自己啓発本、マジで苦手です。今度これについての記事も書こうかな。

韓国語の本は、専攻の教科書くらいしか読まないのですが、日本語の本は小説しか読みません。


読書が趣味になったきっかけ

今思うと、小学生の時から本は好きでした。
図書館に行っては、いろんなジャンルの本棚を眺めて、気になる本を借りる。みたいなことをたまにやっていました。

読書がちゃんと趣味になったのは、中学生くらいの時だった気がします。
私の中学は、朝に読書の時間があり、毎朝10分くらい本を読む時間がありました。
最初はこの時間のために本を読んでいたのですが、続きが気になって授業の隙間も本を読んでいました。
中学生の時に1番ハマっていた本は「浜村渚の計算ノート」シリーズです。

当時、仲の良かった友達が呼んでいて貸してもらったのが始まりでした。
中学生の時から理系の気があった私には、とても面白い本でした。
シリーズものを読んだのもこの時が初めてで、記憶が正しければ、8冊目まで読んだ気がします。
今調べたら、まだ新刊が出ているようなので、日本に帰ったら読もうと思います。


印象に残っている本10選



①君の膵臓を食べたい

人生で1番好きな本です。本で泣くことは基本ないのですが、初めて泣いた本でもあります。
この本が出版された当時、大判の本だったので、内容が気になりつつも、大判嫌いの私は読むことはありませんでした。
当時中学のときの数学の先生が読んでいて羨ましかったのを覚えています。
小説版が出た時、目に入った瞬間手に取りそのままレジに向かいました。
もう、本当に好きです。


②忘却のレーテ

確か、中学生の時の旅行中に読んだ気がします。
本屋さんに行った時に、表紙と「忘却」という、なんとも知的な言葉に惹かれて書いました。安易ですね。
これは、いわゆるドンデン返し系の本なのですが、私の知る限り、1番のドンデン返しでした。
旅行中に本を持ち歩くようにしているのですが、あまりに面白すぎて、行きだけで読み切ってしましました。


③何者

これも中学生の時に読みました。
初めて朝井リョウさんの本を読んだのですが、痛い人の描き方がうますぎて、めちゃくちゃ心が痛くなった記憶があります。
大学生になってから、『死にがいを求めて生きているの』という本も読んだのですが、人間の解像度が高すぎて、もう、はい。
いつしかの痛い側だったときの記憶が掘り返されて、心を痛めながらも読んでいます。
本自体はすごく面白くて、高校生になってからも一回読み直しました。
個人的には就活の時期か、就活が終わってからもう一回読み直したい一冊です。


④天久鷹央の推理カルテ

高校生の時にハマっていた医療系ミステリー(?)です。
人の心はわからないけど、果てしなく広く、深い知識を持っている医者「天久鷹央」が、不可解な事件を解決していく話です。
ミステリー好きの理系には、ぜひおすすめしたいシリーズです。私がまさにそれです。
この本は本屋で偶然見つけた本で、私が読み始めたときはまだ2巻が出たか出てないかくらいだったので、こんなに長く続いてくれて非常に感謝です。
著者の知念実奇人さんは、実際に医者として働いている方のようで、医療系の本をよく書かれています。知念さんの本はこのシリーズ以外にも何冊か読んでいて、どれも読みごたえのある本ばかりです。
天久鷹央シリーズがおもしろかった方は、ぜひほかの作品も読んでみてください。


⑤汝、星の如く

毎年、本屋大賞をチェックしているのですが、2023年の受賞作です。
前述したとおり、大判の本が嫌いなのですが、この本は読んで大正解でした。
恋愛ものだったのですが、登場人物一人一人が粒だっていて、それぞれが抱えているものや、縛られている原因などが本当にありそうな話で、悲しかったです。
移動時間に読書をすることが多いのですが、ラストシーンをバスの中で読んで、後悔しました。号泣。
続編も出たので、読んだらまた泣きたくなるんだろうなぁと思っています。


⑥傲慢と善良

辻村深月作品が好きで、よく読むのですが、現在の最新作です。
人間の持ち合わせている、傲慢な部分と善良な部分が事細かく描かれて入り、心えぐられる作品でした。

こう書いてみると、人間の闇っぽい部分が好きなんだろうなぁというラインナップですね。知ってた。

これも恋愛がメインになる話ですが、恋愛というよりかは、恋愛をベースに人間を描く感じの作品でした。


⑦青の数学

中学生の時に読んだ本で、数学の天才たちが数学を通じて青春を過ごす物語です。
高校生たちがひたむきに数学と向き合う姿は、部活生を格好いいと思う感情に似たものがありました。
内容は数学ですが、数学の知識がなくても読める作品で、数学が好きな方はより造詣の深いと思いますので、共感できる部分もあるのではないかと思います。
一応シリーズものなのですが、2巻まで出版されたまま、7年続編がありません。読みたい(願望)


⑧かがみの孤城

これも辻村深月作品で、映像化もされた作品です。
中学生の時に友人に借りて読んだ本で、めちゃくちゃ面白くて印象に残っています。
「君の名は改」的な。そんな本です。伝わりませんね。
現実と空想世界のバランスが非常によく、2018年の本屋大賞受賞作品です。
ある意味パラレルワールド的要素があるのですが、パラレルワールドものの中で一番好きな作品です。
結構な長さの本なのですが、一気読みしたくなる作品です。


⑨全てがFになる

1998年に出版されたほんとは思えないほどの本格ミステリーです。
ドラマ化、アニメ化など多くの形で映像作品としても形を残した名作で、個人的にはミステリー物の中でも1,2位を争うくらい好きな作品です。
最近知ったのですが、シリーズものの作品らしく、気になる作品がめちゃくちゃ多かったので、全制覇したい気持ちです。
こちらも一気読みしたのですが、本当に最後まで飽きることなく読み切ってしまいました。
ミステリー好きにはぜひ読んでほしいですし、ミステリーが苦手な人でも読みやす部類じゃないかなと思っています。


⑩二十代で得た知見

引くほどエッセイと自己啓発本が読めないのですが、この本はすぐ読み切りました。
出版されたときから結構有名な本だったと思うのですが、当時10代だった私は、20歳になってから読もうと思っていたので、誕生日の日を超えてから読みました。
短めの話というよりかは、短めの文章という感じで、恋愛、仕事などジャンルに分けて章が構成されています。
個人的には、この本を読んだ後は猫に会いたくなりました。社会人になったら猫飼おうかな。


思ったよりたくさんの本を読んでいるな、と気付いたのは高校生の時で、当時はなんとなく本屋が好きだなくらいに思っていたのですが、高校一年生の時にビブリオバトルがあり、その時に本を選ぶことに時間がかかった時に、量の多さに気付きました。

私の今の武器の一つとして語彙力を自分で上げることができるくらいには、たくさんの本を読みました。

最近は読書の習慣がだんだん抜けてきてしまったので、また読書の習慣を戻したいなという願望込みでこの記事を書いています。


今度はちゃんと一冊の本の考察を書いてみるのもありかも。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
では、またどこかで。

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