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いつも通りを抜け出せない話(5/14の日記)

前日、せっかく打ち上げを断ってこの日のアルバイトに備えたのに、結局寝るのが遅く、起きるのも遅くなって余裕の無い朝にしてしまった。お弁当のおかずも作っていたが、詰める時間が無くなってしまったのでお昼にはちょっといいパン屋さんのパンを食べた。
どうして私はいつもこうなのか。

この日のアルバイト自体は大きなミスもなく、パートの人と談笑しながらそれなりに業務をこなせたと思う。特別お客さんが多かった訳ではなかったのが幸いだった。珍しい日曜日だった。

問題は全部部屋の中に詰まっていて、その発生源は私だ。
部屋の掃除、前にやったのがいつだったか覚えていない。
冷蔵庫の中には賞味期限を把握していない食品がたぶんたくさんある。
大分暑くなってきたというのにストーブが出しっぱで、物干しのラックの前に陣取っている。そしてそのラックはテレビの前に陣取っているのでテレビを見ように見られない。リモコンが反応しない。
畳まないままの洗濯物もカーペットの上に山盛りだ。

いつもやろうと思って手が出ない。大抵スマホに伸びる。部屋で何もしないでいる時間が増えた。椅子にだらんともたれてスマホをいじるか、布団にだらんと寝そべってスマホをいじるか、そのどっちかだ。
それか本に逃げる。日記だって書かずに寝た。

いつからこんなにだらけるようになったのか考えたけど、元からだった。私は中学生の時も、高校生の時も、テスト週間になるたびに「どうして勉強しようとしないのか」と憂うつで追い詰められたような焦りを感じていた。だけど結局は夜中になるまで手をつけないで、日付が変わる頃に眠くてどうしようもなくなって、でもしなきゃいけないことは山盛りで半泣きになりながらやっていた。
元からそういう奴だったのだ。そしてこれは前にも何かに書いた気がする。
そういう奴なのだ。

最近はこういうだらしないところに言い訳を並べてなんとかごまかしごまかしやってきたのだが、全然ごまかせていないし、このままではどうにもならないということに気づいた。

私がましになる日を願っていてほしい。

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