見出し画像

洗濯物が乾かない話(6/29の日記)

これ以上降れるのか…!と思うくらい、さらに雨の音が強くなるので段々怖くなってきた。いけいけもっとやれ!という気持ちと半々ぐらいである。図書館の椅子へ座って文字を打っていると、傘の意味がなさそうだな~とか、こんな時間に帰らないといけないの?みたいな人が何人も通り過ぎていく。雷も次第に強くなる。今日は折りたたみ傘を持ってきたな、と考える。

図書館で課題を片付けていつも通り本を読んでいたら、今までに無いくらい眠くなってきて大変だった。その後授業があるから寝られないと分かっているのだけど、ちょっとかつてない眠さだったので目を閉じた。この小説を読むと眠くなるようにすり込まれてしまったかもしれない。
一つ一つは短いエッセイのような内容なのだけど、空き時間や寝る前なんかにちょっとずつ読み進めているのでもう結構長い間読んでいる。毎週同じ空きコマに読むのだけど、そういえば前に読んだときも眠くなったのを思い出した。
学食を食べてお腹がいっぱいだというのもあるかもしれない。周りにも勉強をする人が多い時間なので、うとうとしている自分がちょっと恥ずかしかった。内容はすごく面白い。前にも紹介した気がするのでだがいつのことだったか忘れた。新聞か雑誌で連載されていたものみたいだ。

もう一週間ぐらい太陽を見ていない気がする。天気予報を見てもしばらくは雲マークか傘マークで、時々明らかに暴風雨だなマークがくる。梅雨が最後の大盤振る舞いをしている、みたいなことを誰かが言っていた。あんまり望んでいないので困った。

日記を読み返していたら雨にテンションが上がる、みたいなことを言っている日があってびっくりした。最近は雨を楽しむ余裕も無いのだな~と思った。部屋にいても窓の外を見ない。普段洗濯物を干すときぐらいしか外を見ていなかったのだなと気づいた。
真夏は直射日光が直な部屋なのでろくにカーテンも開けられない。今のうちに楽しんでおくしかない。虹でもぽっと出て欲しい。出せよ、ほらこんなに雨降ってンだから簡単だろ。

今日は朝テレビが「今日も大気が不安定です」と言っていた通りの大気だった。雷も鳴り放題だ。通学路では結構大きな建物が、大雨で雷の中クレーンも使って工事をしていた。建て終わるまでの期限にこういう天気は考えられていないのだな~と思いながら、どうか雷が落ちませんように、と通り過ぎた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?