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クリーニングの約束の話(2024.4/12の日記)

 好きな本屋が閉店の準備をしている夢を見た。本を買いに行くといつも見ない店主らしき男性がいて、明らかにスカスカの本棚に本を寄せるように並べていた。閉店するんですかと私が尋ねると、申し訳無さそうで悲しそうな笑顔でそうなんですと言われた。昨日注文して本を買ったのにそれでもだめなんですか、と思っていたら目が覚めた。本屋さんが無くなるということによっぽど恐怖があるらしい。

 全休で大学に行く必要が無い日。せっかくだから図書室に行って勉強でもしようと思っていたが、爆裂に痛い腹痛が襲ってきて予定が狂った。腹痛が治まるのを待ち、家事をして買い物に出かけた。途中で友人に会ったので一緒にスーパーに行った。

 初めてクリーニング店に行った。20年の人生で初めて。リクルートスーツをいい加減洗わないとヤバいというときになったので持っていった。相場やシステムを知らなかったのでよく分からないまま全部お店の人にお願いした。来週にはできあがったものを受け取りに行くのだと思うと、来週という時間の経過を考えて色々うーんと思う。来週か~。

 約束を守るとか、少し先の予定を立てるということが苦手で、それに他者との約束が入ってくるととても憂うつに思う。約束を守れないときのことを考えると不安が大きくなる。先のことなんて誰にも保証できないのに、と思う。みんな他人を信頼しすぎだなと、自分を含めて思った。クリーニングにスーツを預けているのは私だから。

 友人とコンビニに寄り、暑いねとアイスを食べながら雑談して別れた。帰って本を一冊読み終わった。明日アルバイトだなと思いながら、料理をして寝る。

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