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本を買いに出かける話

バイト代を握りしめ、隣町の本屋まで電車と歩きで向かった。予定では自転車で行くつもりだったのだが、あいにくの雨で断念した。それでも延期しようとは思わなかった。テストはすべてこの日のために頑張ったのだ。
今日の写真は途中で出会ったサギ。今住んでいるところも地元も田舎なので別段珍しくはないのだが、可愛かったので。

目的の本屋へ行く道中に古本屋があったのでそこへも寄った。
開店して1時間も経っていないのに、本棚の間ですれ違うのが少し気まずくなるほど人が多かった。
目的があった訳ではなかったが、出版されてからしばらく経つ本はここで探すのが早いと思い、店内をぐるっと回ることにした。
本の並び順は作者名のあいうえお順だったのだが、人の多さと初めて入る店だということが合わさって集中できず、全く見つけられなかった。結局3周ぐらいして目に留まった鮮やかなデザインの小説を買った。短編集だった。バイトの休憩時間に読み進めようと思う。

そこからさらに30分ほど歩いて目的の本屋に到着した。私が住む辺りにあるどの本屋よりも大きく、人がいなくて静かだった。
この本屋では小説が出版社順にならんでいた。私が買おうと思ってメモしたのは題名と作者名だけだったから探すのに一苦労だった。結構長いこと滞在していたと思う。その分見つけたときの喜びは大きかった。一人ガッツポーズをするところだった。隣に人がいたから控えておいた。

今日は漫画と合わせて全部で12冊買うことができた。かなり満足だ。やっぱり本屋さんは楽しい。だけどあまりにも遠い。免許が欲しい。
部屋に帰ってきたのは家を出てちょうど4時間だった。よく歩いたなと思う。
明日はバイトなんだけど、筋肉痛大丈夫かしらね…。

(買った本を紹介するのは自分の心をさらけ出すようで勇気が無いのでやめておきます。漫画と小説と歴史が云々の本を買いました)

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