だんだん落ち込んでいく話

今日は家を出る前に花粉の存在を思い出したので薬を飲んでバイトに向かうことができた。天気予報を確認して雨が降ることが分かったので電車の時間に間に合うように準備し、傘を持って家を出ることができた。
なんだ、私って段取りくんじゃ～ん！と思いながらうきうきで業務を始めた。

多分、うきうきしすぎたんだと思う。
ミスがあったり余計なことをぺらぺらと喋ってしまったり、あとから思い返して反省することがいくつもあった。
多くを語らない粋で賢そうな大人になりたいのだが、まだ当分なれそうにない。「足るを知る」とか「無知の知」とかそれっぽい雰囲気だけでも出せたらいいのに。
こういうことを考えているところがダメなんだな～。

うまくやれない自分にちょっとへこんでバイトを終え、電車を待つ時間でコンビニに寄った。甘いパンでも食べて気持ちを上げようと思った。
チョコクリームパンを選んでレジへ行き、財布を広げた。
その拍子に小銭がこぼれ出て、陳列棚の下に転がって入ってしまった。
しまった、と思って覗き込んだが見えない。
傘が邪魔でしゃがみきれない。
店員さんが気づいて一緒に探してくれたが、結局見つからなかった。
店員さんは袖に付いたほこりを払いながら、「これはどうしようも無いですね～」と言った。
分かりました、すみません、ありがとうございます、と言ってコンビニを出た。
駅構内の椅子に座り、黙々とチョコクリームパンを食べた。

慣れないことをして調子に乗ったらすぐこういうことを起こしてしまう。
うまくいかないな～。うまくやれていると思う日は続かないんだな～。迷惑かけるのが一番ダメなのに。相手に気を遣わせたらダメなのに。

バイト先から自分の部屋に帰りながらnoteに何を書こうか考えて、毎日書いている人すごいなと尊敬の気持ちが浮かんできた。継続できること、話題が続くこと、その日何があっても更新できること。

私にそれができなくなったらどうしようか。すでにサボって書かずに寝た日が何日かあるのだけれど。

今日はダメな日だったかもしれない。