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開催まであと20日![リュウの恐竜展小話]その⑪

こんばんは!
古生物探究クリエイター(自称)のリュウです。
[リュウの恐竜展2]開催まであと20日!
今回は前回に引き続き、[リュウの恐竜展1.5]の様子をお届けしたいと思います。
ちなみに、当時の感想等は既に公式インスタで話していたことを、昨日の私が完全に忘れていたので、浅く知りたい人は[リュウの恐竜展]公式Instagramをご覧ください。

さて、さっき書いたとおり、[リュウの恐竜展1.5]に参加しての感想はもう書いていたということなので、差別化のためにも今回は、[サンタフェスin日光]での私の様子と、新規に掲載した絵について紹介していこうと思います。

では最初に、[リュウの恐竜展1.5]を開く前の準備の段階で、他の[サンタフェスIn日光]の参加者の方々との交流があったのですが、その方々からもお褒めの言葉を賜りました。このことからも、日光まで来てやったかいがあったことを実感しました。ありがたいことに公式Instagramへのフォローもして下さり(私が勧めたのですが……)、また一つ新しいつながりが生まれました。
準備時間後は、[リュウの恐竜展1.5]の舞台となる[サンタ店長]の前に、[サンタ街歩き]の時間です。文字通り、サンタの格好をして、日光市街の散策と食べ歩きをするというものでした。
無論ぼっちで来た私は最初はぼっちであちこち回ろうかと思いましたが、他の参加者の方々と談笑したり、交流を深めたりなど、わずかな時間でしたが非常に楽しませてもらいました

街歩きの様子①
ホットワインを飲んで、まったりしているリュウ。
街歩きの様子②
食べ歩いてないうどん。
街歩きの様子③
当日は午後から雪模様。激寒!

さて、本題の[リュウの恐竜展1.5]の話をしましょう。
今回はA3サイズのイラストを、過去に描いたもの10点と、新規描き下ろしの2点の、計12点を掲載することとしました。
この内、5点が今回初お披露目となるイラストでした。今回はその内の4点を皆様にご紹介します。
え、あと一体はどうしたって?ノアサウルスはこの前の小話で話しちゃったから……。

では過去作組からご紹介します。
1枚目は、ユティランヌスです。

雪原を駆けるユティランヌスと佇むティアニュロング。
今回から、今までのような名前といった文字情報の紹介は絵と別にしました

今回は雪の多い日光での開催ということで、新規選抜組は雪景色の物をピックアップしました。
ユティランヌスは白亜紀前期の中国に生息していたティラノサウルス科。当時の中国は非常に寒かったようで、それはユティランヌスに明確な羽毛の痕跡があったことからも見て取れます。大型肉食恐竜が羽毛を持つ事例は、この恐竜が非常に有名な一例と言えるでしょう。
後にアラスカでも同じくがっつり羽毛の生えていたとされるティラノサウルス科のナヌークサウルスが見つかっています。

2枚目の選抜組は、ンクウェバサウルスです。

星空の下のンクウェバサウルス。
[リュウの恐竜展]で描いた恐竜の最後の一体。まさか[ン]があるなんてね……。

名前の語感から何となく察することもできるかもしれないが、この恐竜の産地は南アフリカ。じゃなかったら[ン]で始まる名まえなんて出てこないんじゃないかなと思います。
ンクウェバサウルスのトピックは「羽毛を持つ意味について」。先ほど述べたユティランヌスのような防寒用、他にも異性へのアピール、飛行用などあったらしいです。この羽毛が発見され、解明が進むにつれて恐竜の色についてもわかってきており、最近ではシノサウロプテリクスの体色が分かったことも有名ですかね。

続いては新規描き下ろし組の紹介です。
新規描き下ろし組の1枚目は、ラエリナサウラです。

夜の河辺のラエリナサウラとアウストラロヴェナトル。
これもアイウエオ図鑑のオマージュだが、
ここから絵のタッチが変わっている

ラエリナサウラを描くにあたって、私は過去の反省を踏まえて線を細くしてみたり、羽毛の表現をもっとどうにかしようといろいろ頑張ってみました。その結果、この絵が仕上がりました。
イメージは、ラエリナサウラが生息していたオーストラリア……もとい南極圏。かつてオーストラリアと南極は合体しており、当時のオーストラリアは今よりはるかに寒い地域であったらしいです。とはいえきょうりゅうも羽毛で着飾れば耐えられるくらいの寒さではあるため、寒冷地帯であっても多様な生態系が広がっていたようです。

そして、新規描き下ろし組の2枚目は、クーラスクスです。

小川に潜むクーラスクスと小川を渡ろうとするティミムス。
何気に初めて描く、両生類の古生物である。

顎しか見つかっていませんが、クーラスクスの大きさはおよそ5メートルほどと言われており、巨大な両生類として知られています。
しかし、巨体もさることながらこのクーラスクス、なんとラエリナサウラと同じ、オーストラリアに生息していたようなのです。
オーストラリアと言えば寒冷地帯、恐竜はともかく、変温動物である両生類は大丈夫なのか?と思いそうなところですが、寒さへの耐性はある程度あったようです。ちなみに、現生のオオサンショウウオも、ある程度寒さへの耐性を持っているようです

という訳で、以上、[リュウの恐竜展1.5]の小話でした。
これを経た次の個展こそ、3月24日開催の[リュウの恐竜展2]になります。
もし興味を持たれた方、行ってみたいと思った方は、当日ぜひ足をお運びください!
小話もまだまだ続きます。次回は、私の創作の源についてのお話と行きましょうか。
それでは皆さん、良い探究ライフを!

[リュウの恐竜展2 〜みんなで遊ぼう![古生物サバイバル!]超試遊祭~]
開催日程:2024年3月24日 12:00~19:00
開催場所:東京都文京区本郷4-1-7 近江屋第二ビル6階 探究学習塾エイスクール本郷校


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