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差引残高とキャストドール

ゴールデンウィークも今日で終了、皆様いかがお過ごしでしょうか。
早いもので今年に入ってもう5ヶ月経過している。

2023年、私は1月から4月までの間めちゃくちゃ出費した。
1月は出雲大社に参拝&人生初のお笑いライブ観賞。両方とも1泊2日。
2月は2泊3日のディズニーランド、しかもバケーションパッケージ。
3月は日帰りでUSJ。
4月は前回の記事に書いた東京旅行。

つまり月一で県外に出かけている。
最近、恐る恐る通帳を見返した。年明け前と今の残高を比べたら、一番上の数字が2つくらい減っていて冷や汗が出た。
奨学金など借金があるのに調子に乗って散財しすぎた…
それなのに現在、欲しいものがある。

その名も、SDフルチョイスモデルである。

ざっくり説明するとドールの顔の形、目の色、メイクなどを自分好みにオーダーメイド出来るのだ。

私はコロナ前からキャストドールに興味があった。
ピンタレストで画像を漁ったり、ツイッターでドールオーナーさんのツイートを見たり、YouTubeでキャストドールの解説動画やお迎え動画などを観ていた。

(好事家ジュネさんと多屋来夢さん大好きです。)

ツイッターに関してはドールだけでなく、ファービーやぬいぐるみの写真を見てとても癒された。
私も夢中になれるものが欲しい、好きなものを撮影したいと思った。

そんな感じで色々と調べていたらフルチョイスの存在を知り、今に至る。

前回の記事で、ドールをお迎えしたいと書いたが東京旅行の数ヶ月前には、フルチョイスをしたい願望があった。
なんならnoteでフルチョイスの記事をいくつか読んだり、フルチョイスのドールのイメージやメイクも既に決めていた。

ここからが本題。
当然だがフルチョイスは、かなりお金がかかる。
SDMのフルチョイスをしたいのだが、オーダーメイクのプランで85,800円。
加えて私が希望するヘッドパーツは、京都にある天使の里のみでしかオーダー出来ない限定パーツらしい。
京都までの交通費で往復約30,000円。
この時点で10万円は超える。

また、お迎えしたら後悔するのではと考えてしまう。
お迎えまでにもお金はかかるが、それ以上にお迎え後の方が出費は大きい。
ドール用の服は人間の服より高額なことがある。靴なども同様だろう。
髪をとかすブラシや写真を撮るときのドールスタンドも必要だ。
それにドールの置き場所も確保しないといけない。
……私はそこまでして本当にドールが欲しいのだろうか。

数日前、テレビでドールの特集をしていた。

ドキュメント72時間と言い、最近はドールの需要が高いのだろうか?
テレビでみたドールオーナーの方々はドールを1人の人間として扱う、ウェットな接し方をしていた。
※ドール界隈の用語には「ドライ派」と「ウェット派」がある。

ドールオーナーは大雑把に2つのタイプに大別されるそうで、『ドライ』か『ウェット』かというもの。
前者はあくまでドールは物であるというタイプ。もちろん大切にはするけど、趣味の道具の一つとして大切にするという人。
後者はドールに人格のようなものを投影してしまうタイプ。生身の女の子に近い扱いをしてしまう人ですね。時には話しかけたりとか。

http://springfragrance43.blog8.fc2.com/blog-entry-172.html

もし私がドールをお迎えしたら、かなりドライに扱う気がする。
基本的にドールを汚したくないので普段は箱に入れた状態。たまに服を着せ替えて、写真を撮る程度。

こんな接し方で良いのだろうか…せっかく高い買い物をしたのに…と、しつこい程にお迎えした後のことを想像してしまう。
最悪なのは、お迎えしただけで満足してタンスの肥やしになる可能性。
だが、数年前から自分だけのドールが欲しいという気持ちも決して嘘では無い。

そんな訳でここ最近の思考回路は
YouTubeやnoteでドール関連のものをみる→自分も欲しい→お迎えしてもすぐ飽きるのではないか→でも自分だけのドールをオーダーメイドしたい→しかし最近出費が多いし借金もある…
という感じでぐるぐる考え込んでしまう。

客観的に見て、中途半端な心持ちの私はドールをお迎えする権利など無い。
これまでフルチョイスのイメージを固め、天使の里へ行く為にボークスの会員登録もした。
後はフルチョイスの予約をするだけなのに…
その一歩がとても重くて怖い。

私は一体何をしたいのだろう。
ぐちゃぐちゃな気持ちのまま、ゴールデンウィークは終わりを告げる。

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