#52 やわらかい頭の作り方 身の回りの見えない構造を解明する
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題名:やわらかい頭の作り方 身の回りの見えない構造を解明する
文:細谷功
絵:ヨシタケシンスケ
発行所:株式会社筑摩書房
【概要】
誰にも「考え方の癖」があり、自由な発想が妨げられている。自分の「常識」や「価値観」や「見方」が絶対でないことを知り、創造的思考を広げるヒントにしよう。
【感想】
たまたま本屋で見かけ、面白そうだなと思い、手に取った。
題名通り、固定観念や習慣にとらわれ過ぎず、柔軟性を持って見方を変えたりと変化をつける重要性が記されているため、仕事はもちろん私生活でも活かせるような内容となっている。
かなり、面白いなと思った一文が「「数字」はアイデア貧者の最後の拠り所である」というものだ。
給料アップや値引きといった施策は最も頭を使っておらず、「他に何もアイデアがない」と行くとを示唆している。
上記のような数字の上下というのは、あくまで最終手段とするべきで、顧客への自社製品販売を例に挙げるならば、値下げの前に、製品の付加価値や他と比較して長けている性能の紹介といった、アイデアを絞り出す重要性に強く同意できた。
社会人としてビジネスに関わる以上、上記の考え方はすごく参考になった。
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