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アドベント企画のご報告(寄付)とスラム街の子どもから「幸せを考える」


遅くなりましたが、ご報告があります。
昨年12月での「クリスマスアドベント企画」をstand.fmで
音声発信をしていました。


その企画は、アドベントの4週間、
カレンダーの小箱の中身(おやつ)を楽しんだ後、
空になった小箱の中に
100円(通常日)と500円(ろうそくを灯す日)を入れていく
というのを行っていました。

集まったお金を寄付するためです。

2023年10月からの出来事で対立がより
加速となってしまった「イスラエル・パレスチナ紛争」での、
ガザ支援のための支援金に充てたいと思ったからです。

アドベント企画での総額は3800円と少額ですので、加算しまして、
●パレスチナ子どものキャンペーン 様  5000円
●パレスチナ・アマル 様        3300円
●空飛ぶ捜索医療団ARROWS 様(能登半島地震含む) 3000円
 にわずかながらで、申し訳ないばかりではありますが、
寄付をさせていただきました🙇。

3団体様に寄付した明細書

今回の能登半島地震で、「何か少しでも自分で出来ることがあれば・・」と本当に数多くの方々が寄付をしたことと思います。

必要なものを必要としている人々に、ちゃんと届くようにと
切に願いますよね・・。今まで、寄付ということをしたことがない方々も
今回の地震で「寄付で現状が少しでも良い方向に向かうのならば、支援になるのならば!」で、寄付という行為をしてみた!という人もいるのかな?と思っています。

以前、「日本人って寄付をしている国なのかな?」と
調べたことがあります。衝撃の結果でした。

イギリスに本部のあるチャリティーズ・エイド・
ファンデーション(CAF)という慈善団体が、
「世界寄付指数」という人助けランキングの報告書を
毎年公表されているのですが、

 100カ国以上の人々を対象としたインタビュー調査の
3項目(直近1カ月間)
💛「見知らぬ人、または助けを必要としている知らない人を助けたか」、
💛「慈善団体に寄付をしたか」、
💛「ボランティアをしたか」の3つ。

最新の2022年度の総合順位で、
1位インドネシア、2位ケニア、3位はアメリカ。

何と日本は、
118位(119か国中)
ビリから2番目、さらに1年前の2021年度は最下位だったとのことです😨。

人助けランキングというと、金銭的に余裕のある先進国が上位に入りやすいと思われるかもしれませんが、そうではないようですし、
先進国であるG7では、当然のことながら日本はビリになってしまいます。

 日本の項目別ランキング では
🤲「人助け」が118位で最下位、
🤲「寄付」が103位、
🤲「ボランティア」が83位と、
人助けと寄付が特に低い😓。

この報告書の結果、「日本は世界的に最も人助けや寄付をしない国」だということになってしまいます。これはなかなかショックです😭

 そして、本日STAND.FMを聞いていたところ、
「世界寄付指数」を取り上げていた放送とめぐり合い、
思わず耳をダンボにして聞きました。

西野亮廣さんが大好きな管理人の方の発信なのですが、
とても考えさせられる内容でした。

コミュニティ運営に携わっている管理人さんが
スタッフと共にフィリピンのトンド地区(東洋最大のスラム街)
に出向いた時の話。

スラム街の子ども達に絵本をプレゼントしたり、
髪の毛を切ってあげたり、皆で一緒に食事をしたり、
すっかりスタッフのように働いてくる子が出てきて、
管理人さんは、その子にこっそりお駄賃(500円(200ペソ?))を
あげたそうです。
その子は、めちゃくちゃ喜んで遠慮なく受け取り、
一目散に売店に向かい、ありったけのおやつを買って
周りの皆にプレゼントして、管理人さんにもプレゼントして、
自分の取り分はほんのわずかで・・・。
日本だったら、お金をもらったらため込んでしまう、
でも彼らは違う「手に入れた富をシェアする」
と語ってらっしゃいました。

日本人だったら、それは損すると考えてしまう。
だけど彼らは得だと考える。
今度自分が困った時助けてもらえるから、
これってようするに「他人を信用しているから」

手元にある富がなくなったところで、
それは巡り巡って帰ってくるものだから、減ったとは考えない。

日本だと誰かに与えても帰ってくるか
どうか分からないから与えない・・
そうかぁ、
確かに、私も(自分の取り分で)貯めちゃうなぁ。

根本的に、コミュニティの考え方が違う。
「価値観の違いがあることは知っておいた方がいい」
とのメッセージに妙に納得いきました。

コンゴ地区の写真を見ました。
フィリピンには行ったことはあるのですが、
写真からだけでも、安全面、衛生面的にもさらに苛酷そうな・・
光景が広がっていました。

ですが、
「コンゴの子ども達は、明らかに日本の子ども達と比べて、
すごく目がキラキラと輝いていたので、いったい幸せとは何だろう・・・⁉」と考えてしまった」
と管理人さんは、語られていました。

本当に、永遠のテーマだけど、自分にとって何が「幸せなのか」。
幸せの尺度なるものを持つべきなのだろうな
・・なんて、私も考えてしまいました。

https://palestine-textiles.jp/?pid=178443882

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