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真夜中のアウトプット2023/4/10(喘息)

娘の体調が先週後半ごろから怪しく、金曜日妻に仕事を休んでもらって小児科に行ったところ、(もともとその傾向はあるのだが)喘息の発作が出ていたことがわかった。以前日記に書いた新居の近くの小児科に連れて行ったら、診察をした上で「ちゃんと設備のあるところで薬の吸入などをやってもらった方がよい」とアドバイスを受け、引っ越す前までかかりつけにしていたところにも行った。

金曜と週末にかけて療養したらすっかり元気になって私も妻も安心し、それもあって日曜日は予定通り夜のライブにも行けたわけだが、登園の前にもう一度診察に来るようにと言われていたので今度は私が休みを取って診察に行ったところ、完治には至っていなかった。少なくとも水曜日までは保育園を休んで様子を見ること(可能なら今週いっぱい休み)、とのことで、私も妻も火曜日から平常運転できると踏んでいたものだから軽く頭を抱えてしまった。保守的なようにも思えるが、素人判断でそれを無視する方が遥かにリスキーなので素直に従った。

娘の喘息はひどい方ではないと思うが、一度発作が起きると今回のように完治までは時間がかかるので、仕事には否応なく制限がかかる。毎回「治りかけの状態で登園してまた風邪をもらってきて、それで悪化したら入院です」と言われ、登園がストップする。どちらかは仕事を休む必要が出るので、単純に計算して私も妻も稼働率が半減する。ふたりで相談して有休を取るスケジュールを組み、仕事の調整をし、それでも追っつかないときは夜中に残業する。

小児喘息に対する完璧な対処方法はない。アレルギーの予防薬を毎日欠かさず飲んでリスクを抑え、それでも起きてしまう発作に対して対処療法を取っていく。それを根気よく続けて、あとは成長と共に治るのを待つ。娘は卵アレルギーでもあったのだが、毎日少量のアレルゲン(具体的には卵の白身)を摂って、量や加熱の度合いを徐々に徐々に変えていく食事療法を半年以上続けて治した。その意味では我々は成功体験を持っているのだが、信じられないくらい面倒だった。

だから、こういう世界に取り込まれてしまう人がいるのも分からないではない。アレルギーの数が多くて重かったら本当に疲弊しちゃうよ。