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【D-89】蓼食う虫も好き好き

「なんでそんなもん好きなの?」と人に対して思うときに、「まぁ蓼食う虫もいるぐらいだもんな」って思い出してるの、めっちゃ虫好きじゃんと思う。

もう虫好きすぎて、「蓼」とかも知ってるじゃん。

蓼←まず読めないし。

この蓼(たで)という葉っぱは、たまに居酒屋とかスーパーのお刺身に大根のつまと一緒に添えられてるちょっと辛くて変な色のアレらしいです。

知ってても知らなくても人生でまったく困らなそうな知識を知ってしまいましたね。せっかくなので忘れないでください。アレが蓼です。

「蓼食う虫」を変な奴らとして表現する割に人間は普通に蓼食ってるっていうのがなんか偉そうでキモいかもしれないですね。


あと「好き好き(すきずき)よねぇ」とかってまあ会話では言うこともあるのかもしれないけど、「嫌い嫌い(きらいぎらい)」はあんま言わないのは、嫌いなものって大概みんな一緒だからですかね。

みんな嫌いなもの一緒だからたまにみんなが嫌いなもの好きなやつが現れたときに「まぁ好き好きだから(苦笑)」みたいな感じでテキトーに流してるんですかね。


久々に会った友だちにお笑いライブにたくさん行っているという話をしたら「どれだけ時間があったとしてもそれだけ注ぎ込めるってやっぱり才能だと思う」と言われました。

趣味に金をかける以外の「自分のために時間を使う」ということがあんまりよく分からない。オタクじゃない人がどうやって暇つぶして生きてるか、想像もつかない。

蓼の味しか知らない変な虫を見るような目で見られてる瞬間が人生で1秒も無かったと、言い切れない。