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【D-2】「アンメット」見てる?

しばらく民放ドラマというジャンルに触れてなかったのですが、環境が変わって見る機会が増えました。

と言っても選り好みしてしまいがちなので見てる作品の数は限られてますが「イップス」「滅相も無い」は特におもしろいです。「アンチヒーロー」も見ないとな〜と思ってるところ。

ところで「アンメット」見てますか?

新ドラマ一覧を眺めながら「なんか良さそ〜」と思って楽しみにしていたのですが、期待以上どころかかなり驚きました。

クオリティ高すぎない???

映画のような映像、ムダに誇張しすぎない丁寧な演出、本当にこの世にいそうなぐらいリアリティある俳優たちの演技力。。(野呂佳代が出てくるとゴッドタンがよぎるけど、大好きです)
ネトフリ・アマプラオリジナル級の、かなり気合いの入った作品だと思いました。

特に若葉竜也が演じる三瓶先生の存在感がすごい。
杉咲花との組み合わせもすごく良くて、この2人のシーンはずっと見ていたいなと思うくらい美しいです。

若葉竜也がこの作品に出るにあたって、かなり脚本・演出にも関わっているらしいので、やっぱりかなり映画作品の空気感があります。(こんな記事がありました)

特にここ↓

これって実は結構多くの人が民放ドラマに対して抱いてる感情なんじゃないかな?と思いました。

世界観とか「作品性」とか、そういうものに重きを置く作り手であれば、本来「視聴者にわかりやすく」という配慮はめちゃくちゃ邪魔なものだと思うけど、それでも民放ドラマというのは親切であるべき理由があるんでしょう。知らんけど。

でもその親切がノイズでテレビドラマを見ない人も少なからずいるのだとしたら、こういう「作品」として楽しめるドラマがあっていいし、あわよくばどんどん増えていけば良いなと思います。(このクオリティで毎週放送するってすごすぎるし、その分制作する人たちの負担も凄まじいのだろうとも思いますが。。)

グダグダ言いましたが、とにかく若葉竜也の三瓶先生が好きです。とにかく好きです。こんな良いもの毎週見れて、本当にありがたいです。

特に好きなシーンは三瓶先生が変なグミを食べながら「〜〜だから僕はこれを食べます」とだらだら説明するくだりです。1話でやけに好きなシーンだったので、2話でも同じセリフが出てきてうれしかった。あのシーンのファンです。3話以降も何かを食べててほしい。

あと2話で三瓶先生とミヤビ(杉咲花)が見つめ合うシーンが本当に凄くて、テレビ見てる感覚忘れました。映画を観てるときの集中力で、一瞬だけど長いシーンに感じました。画面から伝わる薄い氷の膜みたいに繊細な空気感。あれはマジ観てほしい〜〜!!

(ちなみに、医療系ドラマといえば「チームバチスタ」シリーズがめちゃくちゃ大好きでした。
仲村トオルが演じる白鳥圭輔みたいな、ああいう飄々として無敵なキャラ+バディものというのがかなりツボでした。バディだとかチームだとかそういうのに異常に弱いです。あと「ジェネラルルージュの凱旋」で西島秀俊にハマり、いろんな映画を見漁った記憶があります。
医者のキャラで言うとSPECの海野先生も大好きでした。気怠そうな医者役に目がありません。)

ドラマのアンメットは原作と色々設定が違うので課金して読みたいな〜と思いつつ、ドラマのネタバレになるのはかなりイヤなので無料部分までで留めてます。ドラマが終わったら読もうかな…