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ヘビの餌:餌の保存 有効期限と方法

ヘビの餌は購入した量を1度で使い切ることは難しい場合がほとんどです。
したがって一定期間、冷凍庫に保存しておく必要があります。

そして、その際の保存方法により "いつまでヘビに与えることができるか" すなわち、餌の有効期限が変わります。

購入した餌をそのまま冷凍庫に入れっぱなしにしておいた場合には、与える際に傷んでしまい、酷い時には健康を害するか、あるいはヘビが餌の劣化を察知して食べない、などということも考えられます。

例えばネズミ類ですが、できれば購入してすぐに1つ1つを取り出し、個別にラップでくるんで個包装をし直した方がよいでしょう。
ほとんどのお店で樹脂の小袋などにまとめて売られていることが多いですが、そのままでは傷みの進行が速くなります。

冷凍庫を開閉する回数や時期(気温の高い時期の方が必然的に傷みの進行は速くなります)、もともとのネズミ類の状態にも寄りますが、ほとんどのケースで、そのまま冷凍した場合には概ね1カ月から最大1カ月半程度で使い切った方が無難です。

一方で、それぞれをラップで包んだ場合には空気に触れる割合が劇的に減り、最大で3カ月程度、つまり2倍程度は保存期間を延長することができるでしょう。

そのほか冷凍庫の "どのあたりの位置で保存するか" も重要なファクターで、開閉扉のそばであれば傷みは速くなりますし、一方で奥の方へ入れればその分傷みの進行を遅らせることができます。

 使用する冷凍庫の形も重要で、手前に扉を開くタイプでは傷みの進行が早く、開閉扉が天面についているタイプの冷凍庫がより理想的だと言えます。
*ヘビに使用して問題ない程度のサイズの冷凍庫であれば、おおむね2-30,000円程度で購入が可能ですので新規に購入するという手もあるでしょう。

なおネズミ類の場合には自分でラップに包まなくても、”真空パック” で包んで売られている店もあります。

こちらのお店です。通販も可能です。
ZAZOO (shopinfo.jp)

適当なサイズのネズミ類の在庫がない場合もありますが、ネズミの状態もおおむね及第点で(やや脂肪が多くついていることもありますが、極端に傷みが進んでいるようなことはこれまでに一度もありません)、安心して利用できるネズミ類の専門店だと思います。

ネズミ類以外を冷凍庫で保管する場合も保管場所には注意が必要で、傷みやすい魚や貝などは奥に、加工された肉(ラムや鳥類の肉など)は比較的手前でもOKなど、餌の種類による傷みの進行を考慮したうえで決定する必要があります。


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