餌やりで最も重視すべきことは

ヘビへの餌やりにおける "安全性確保" "健康維持" のために最も重要なこと。
それは生体の購入と同じく "どこから餌を買うか" です。 

例えば、日本国内で最も多くヘビに与えられているであろう、ネズミ類。これもどこで買うかは非常に重要なファクターになります。

最近は割合的には少なくなりましたが、毛が脂ぎっていたり、皮膚が黒ずんでいたりするネズミを販売しているお店もあります。このようなネズミをヘビに与えて本当に大丈夫でしょうか。
あるいは、腹部にたくさんの脂肪がついたネズミ。これもヘビの健康を害する可能性を潜在的に含んでいます。具体的には脂肪肝や肥満などです。
また近年、ネズミ類はオンラインでも購入できますが、到着して箱を開けてみると非常に状態の悪いものが入っていることもあります。

もちろんネズミだけではありません。
冷凍ヤモリなども、ほとんどミイラ化したような、いつ捕獲したかあるいはいつ冷凍庫に入れたのかわからないようなものが送られてくることもあります。

生体についても言えることなのですが、信頼できるお店を1つ見つけること。それだけで飼育管理はずっと楽になりますし、飼育管理者の精神的負担も軽くなります。
生体、餌、各種の飼育用品……それらの信頼できる販売元を見つけること。それがヘビの飼育において何よりも重要なことだと言えるでしょう。