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星座・双子座(ふたご座)のおはなし

星座の「ふたご座」は、双児宮(そうじきゅう)とも言われていて、黄道十二宮星座の3番目の星座に当たります。
5月21日から6月21日までに生まれた人が、この「ふたご座」になりますね。

ふたご座は四大元素の空気の星座に分類されていて、「てんびん座」と「みずがめ座」も同じ空気の星座です。

出典:Wikipedia

守護惑星:水星。
守護神:伝令神・ヘルメス
守護石:トパーズ・アゲート・シトリン・アクアマリン
守護カラー:黄色


ふたご座とギリシャ神話

スパルタ王妃・レダの2人の息子、カストルポリュデウケスのおはなしです。

レダにはテュンダレオスという夫がいます。しかし、ゼウスは母レダをとても気に入り、白鳥の姿に化けて彼女を誘惑しました。
そしてレダは卵を産みました。その卵から生まれたのがカストルとポリュデウケスです。

兄のカストルはテュンダレオスの血を受け継ぎ、弟のポリュデウケスは大神ゼウスの血を受け継ぎました。
そのため、ポリュデウケスは不死身でありました。

メッシニア王・アパレウスの双子の息子、イダスリュンケウスとの争いで、人間である兄のカストルが戦死してしまいました。

ポリュデウケスは、兄と2人で不死を分かち合いたいとゼウスに慈悲を願いました。
ゼウスはその願いを受け入れ、兄とともに天にいることを許しました。
これが「ふたご座」であると言われています。

カストルとポリュデウケスはディオスクロイと呼ばれており、「ディオスクーロイ」は「ゼウスの息子」という意味だそうです。


黄道十二宮星座とは
地球から見た空を天球と呼び、太陽はこの天球を一年かけてゆっくりと一周するようにみえます。星座も一緒に天を周っているように見えます。この一年かけて太陽がゆっくりと星座間を移動する道を黄道と言います。
また、このとき太陽がその中を通っていく12個の星座を黄道十二星座と言います。


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