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絵本読み聞かせ〜ストーリーアレンジの仕方

絵本を子供に読み聞かせしていると同じ絵本だと次第に新鮮味がなくなったり、子供がその絵本に飽きたりします。また、最初から子供が興味を持つ絵本とそうでない絵本の差があったりして読む絵本にどうしても偏りがでてきます。

そこで同じ絵本でも読み方を変えたり、話を勝手につくってアレンジして子供が再度その絵本を楽しめるようにする方法をあげてみました。(以下、戦うなどの要素は男の子向けです。)

●登場人物に子供本人を登場させる

→話の展開で子供本人が登場するため子供本人が傷つかないように注意が必要です。楽しい話の絵本におすすめです。友達ができる話だったり、動物たちが一緒に行動する話に登場させます。

例えば、大きなカブを子供も一緒に協力して引っ張る話にするなど。

●子供が好きなものに変えて話をつくる。


→例えば、子供がおにぎりが好きな場合は、パンの絵本なら、おにぎりの話にするなど。具材をかえたりして楽しみます。

●怖い敵を追加する。味方を追加する。

→戦いの場面がある場合は、

サメ、恐竜、怪獣、ヘビ、クマ、ライオンなど敵役として子供が好きなものを追加する。敵を倒したあとは、ごめんなさいほんとは仲良くしたいんだ、と敵が仲間になる話しの展開にするなど。

子供がお馴染みの好きなキャラクターなど、味方に追加して一緒に敵を倒す話にする。

●一緒に住む話、一緒にパーティをする話、一緒にご飯を食べる話は上記のアレンジの延長にする。

→子供を登場させたり、仲間になった延長でアレンジする。皆で一緒だと楽しい〜、皆でいただきます、皆で食べると美味しい〜、など皆でご飯を分ける話などにします。あえて食べ物を独り占めのようなエピソードにした場合は、お友達が泣いて、やっぱり一緒に食べたほうが美味しいよね、という話にします。

●参加型、体験型にする。

絵本に出てくる動物など撫でたり、ハイタッチしたり、握手したり子供ができるように言葉がけします。読み手がパパなら、子供とお相撲などして戦いの演出をしたりします。絵本から飛び出してきた!と手でつまむふりをして、また絵本に手で戻すふりをする、などパントマイム的なことも。絵本からバッタがでてきて子供の体にとまったけど、またどこかにとんでいったなど。


他にはママ、パパ、ばあば、じいじ、いとこなど家族親戚などが登場したりするのも関係性を学び始めているときはよいですね。
別れや、裏切り、いじめなどを含む内容は避けて、協力する、楽しむ、戦うけど仲間になる、などをおすすめします。

食べる、排泄する、休む、寝る、買う、交換する、感謝する、挨拶する、戦う、助ける、守る、家のなかで安全を確保する、傷や怪我をケアする、可愛がる、育てる、勉強する、くっつける、切る、燃やす、洗う、笑う、怒る、喜ぶ、悲しむ、などの内容は絵本の中でアレンジに入れやすいと思います。

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