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【ファッション】第一印象の作り方・洋服の選び方👖 〜前半〜

皆様こんにちは、株式会社coco.代表の増井静香です。
アパレル関連の仕事に携わって10年以上コーディネートの仕事は9年程継続して過去にトータル3000体以上のスタイリングをしてきました。
その中でもよく頂く質問があるのでそれをまとめてみました。質問を前半と後半に分けてお話しさせていただきます。

何か服選びに参考になれば嬉しいです♪

■前半(本編)
❶第一印象を良くする理由は?
❷自分に何が合うか分からない
❸洋服を選ぶポイントは
■後半
❹どこで服を買っていいか分からない
❺同じような服、無難な服が多くなる
❻自分に似合うデザインが分からない
❼年齢にあった洋服の選び方

前半の①〜③を本編で話していきます。

❶第一印象を良くする理由は?

そもそもどうして第一印象が大事なのかというところを毎回伝えております。まず、第一印象は3秒で決まる、と言われています。メラビアンの法則では「視覚情報」が55%、「聴覚情報」が38%、「話の内容」が7%と提唱されています。つまり視覚・聴覚情報で93%になるため、相手と話すに第一印象が決まります。しかもその印象は無意識に3年続くと言われています。

例えば、初めて出会う人の印象が「爽やか」だとそれが3年、「暗い」印象を与えてしまったらそれが3年続くわけです。どれだけ第一印象が大事か分かりますよね。コンビニやスーパーに行ってペットボトルのお茶を購入する時を想像してみてください。ペットボトルのラベルが貼っていなかったらあなたはどうやってそのお茶を選びますか?中身の色はほとんど変わりません。ラベルシート(ブランド、原産地、価格等)無意識に見て判断して購入に至っています。美味しいとか、少し苦味が強いな、と中身を判断するのは購入後ですよね。まず購入する前に選ばれる自分になりたいですね。つまり人は無意識に相手を見た目で判断しているのです。

❷自分に何が合うか分からない

それでは実際第一印象が大事と分かりましたがどう選んだいいか、何が似合うか分からない、という方が殆どです。それは当たり前のことで、今まで興味持って知識を入れてきたわけではないので、服を選ぶときにファッションに無頓着の方は何を選んでいいか分かりませんよね。もちろんファッションは人それぞれで着たい服を着るのが一番ですが、目的によって変わると思います。

例えば、恋愛で上手く行かせたいのであれば、好きな相手の好みを知って爽やかに仕上げるとか、どんな相手に好かれたいかによって洋服のテイストを決めていきます。
また、ビジネスシーンで営業成績を上げていくために相手から信用を勝ち取りたいという目的があれば、清潔感があるものや、スーツの着方の効果を使ってクロージングを高めるコーディネートにします。

なのでまずはどういったシーンによって選ぶかを決めることです。

❸洋服を選ぶポイントは

では、実際洋服を選ぶポイントですが、私は最低限抑えるべきポイント3つを提唱しています。

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1:サイズ感
2:素材と季節感
3:色のバランス
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1:サイズ感

特に男性はサイズ感が命です!骨格筋肉のつき方が人によって個人差があるのでぜひ、店員さんに測ってもらい、しっかり自分の体型に合った洋服を着ましょう。

ただ、男女ともに日本人は機能性で洋服を選びがちなので、少し小さいと思うくらいがちょうどいいと思います。また、年齢に合わせて体型もゆるくなってきている場合、体型の変化によって洋服を合わせるのではなく、理想の基準となるデニムやパンツを定期的に履き、体型キープの仕組み化もお勧めです。

2:素材と季節感

意外と考えたことない素材ですがとても重要です。季節に合った素材を選んでいますか。基本的に店頭に出ている商品は先取りの洋服が多いのですが、セール品になっているものは季節外れのものが多いです。

その時に意識するのが、実際の季節の2週間~3週間先のものを今着用しているかが大事です。真冬や真夏は問題ないと思いますが、季節の変わり目がとても難しいです。例えば3月や10月は季節の変わり目で、3月だとまだ外は寒いけど、ブーツや厚手のコート・ダウンはおかしいし、10月にTシャツ、サンダルは違和感ありますよね。スーツにおいては、10月に麻の素材のスーツを着て透けているとかなり違和感を感じます。季節感を取り入れるコツは、バックや靴など、小物から季節物を取り入れたり、色味で季節のものを取り入れるといいですね。

3:色のバランス

さて、次はコーディネート全体の色の使い方です。視覚から得られる情報のうち約80%色による情報で成り立つと言われています。そこで下記の3色を押さえておくと便利です。

①ベースカラー(メインカラー):全体の6〜7割
②アソートカラー( 引き立てる色):全体の2~3割
③アクセントカラー(メリハリ、引き締め色):全体の1~2割

①ベースカラーは全体的な見た目の雰囲気を作る色で全体の7割位を占める色です。
例えばスーツやワンピース、コートなど大きい面積を占める服がベースカラーです。

②アソートカラーはベースカラーを引き立て全体をまとめる色で全体の2〜3割を占める色です。例えばブラウスやベスト、スカートやパンツ、靴やバッグなどがアソートカラーとなる色です。

③アクセントカラーはメリハリを入れてファションを引き締める色で全体の1割位を使います。ベースカラーと対照的な色や目立つ色を選ぶとメリハリができます。
例えばアクセサリーやネクタイ、スカーフなどがアクセントカラーの色です。

最初は全体のファッションで何色使うか決めてから色を選ぶとまとまりが出ます。洋服だけではなく、髪から靴までの全身がファッションなのでバックや靴、アクセサリー全体を100と考えて色の組み合わせ考えてみましょう。


まずは前半、ここまでで基本的なことは何となくわかり、洋服を選ぶときに大事にするポイントも伝わってたら嬉しいなと思いますが、後半もぜひ楽しみにしていてください。

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