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町内のよく知らないおじさんになりかけてる

メリークリスマスでした。皆さん、いかがお過ごしでしたか。自分は、今年も一人でした。今年は、M-1が配信番組含めると11〜2時間放送するとかいうぶっ飛んだ試みで、それをほぼ全部見てたおかげであんま寂しいとかはなかったけれど。

昔は、クリスマス独り身の寂しさや虚しさは、「駅前でカップルが幸せそうだったけど俺も半額セールのケーキをゲット出来て幸せでした」みたいな自虐をしてウケを頂いて埋めていた。

でも、こういうのが出来るのって25歳ぐらいまでで、おじさんのモテない自虐ってよっぽどおもしろくないと需要がないし、やる方もしんどい。根暗な文章をせこせこ投稿してる自分のようなおじさんが、クリスマス誰とも過ごす予定がないってがないって当然の話だし。

以前の自分は、「でも、来年のクリスマスは恋人と過ごしてるこもしれない」と自虐しながらも、未来に淡い期待を抱いていたが、アラサーで家族も恋人もいないってなると、なんとなく未来が見えてくる。

子供の頃、「あの人たまに見るけどどこの誰なんだろう?」って思ってた「町内のよく知らないおじさん」になりかけているのだ。平日の昼間から無精髭で住宅街を散歩したりするのだけれど、これ不思議に思っていた町内のおじさんだ。ガリガリに痩せた犬を散歩させ始めたら完璧に。

バカでけぇフランスパンをレジ袋もらわずに小脇に抱えながら歩くし、「上パーカー下パジャマ」っていうあのちゃんにしか許されないファッションでコンビニに行くし、すれ違う人にマスク越しに聞こえるか聞こえないかぐらいの声量でエレファントカシマシの「今宵の月のように」を歌うし、着実に「町内のよく知らないおじさん」への道を爆走しているんだ自分は。

ただ、自分が子供の頃にいた「町内のよく知らないおじさん」は、町内の人たちともコミュニケーションを取っていて、たまに公園で遊んでる僕たちに話しかけてきたりもしてくれたけれど、今はそんなことしてはダメなので(子供大人関係なく知らない人に話しかけるなんてできないけれど)、警戒心を与えないように気をつけながらこれからもこの町内にいさせてもらいたい。「今宵の月のように」も完全に誰にも聞こえないように歌うようにします。

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