先延ばし癖という病

先延ばし癖が最近Twitterでよく話題になっている。

「やるべきことに取り掛かからず後回しにしてしまう」というクズをオブラートに包んだ言い方なのだが、僕(クズ)もエグい先延ばし癖の持ち主で、この記事を書くにあたって、「先延ばし癖」なのか「先伸ばし癖」なのか分からず、検索すれば数秒で終わることなのに、数日先延ばしにしてから調べ、この記事を書き始めた。

今回は、「話題のうちに記事を投稿したい」といういやらしい動機があるので、なんとか思い立って数日で記事を書けているが

「ホンマに泣きそうなことあったから聞いてください」という記事のタイトルだけ思いついたのでとりあえずメモ帳アプリに保存

書こうという気持ちだけずっとあるが先延ばしにして放置

そのまま手をつけずにメモ帳アプリの下の方で眠り、後日、「ホンマに泣きそうなことあったから聞いてください」とだけ書かれたメモを発見するも、当時の自分は何が書きたかったのか全く理解できない

こういうケースが度々ある。僕は一体何でホンマに泣きそうになっていたんだ。

昔、AIに「人生とは何か?」と質問したら、「目標を追い求め、挑戦を乗り越えて、成長するもの」と返ってきた。「目標だけ決めたものの、実現するための努力は怠って先延ばしにし、何の役にも立たないWikipediaの未解決事件の記事を読み返してる」の自分は、人の生きる道を歩いていないことを最新の技術によって確定されている。

先延ばし癖じゃない人の想像する先延ばし行動って、「テストはギリギリまで勉強しない」ぐらい。先延ばし癖の自覚がある人でもせいぜい「テストの点数が悪かったから勉強始める」だと思うのだが、僕の先延ばしは、「テスト前はもちろん勉強しない、悪い点数を取っても放置」ですからね。結果、絶望的な学力で名前を書いたら誰でも受かるような大学へ進学。こんなことじゃなくて、学歴や年収でマウントを取りたい人生だった。

一人暮らしを始めてから、「健康のために運動しなきゃ、野菜食べなきゃ」という意識はあるのだが、「まだ若いから大丈夫だろ」とここでも先延ばし。

結果、不摂生な生活が原因なのか、今年の春先に右足に痺れを感じて糖尿病を疑い、調べてみたら「糖尿病は最悪の場合足を切断&失明」という記事を見つけて恐怖におののき、やっと重い重い腰を上げて、今はウォーキングを始め、野菜も食べるようになった。命が関わるレベルじゃないと動けない。健康面にも実害が出てるのだから、これはもう病気。国は僕たちみたいな奴をなんとかした方がいい。

でも、病気扱いになったら通院がめんどくさいので、まだ先の話でいいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?