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カホンチームパフォーマンス@HAKOFES 2020(那有多・らっきょ・中山拓人)

※この記事は2020年11月21日開催の
『カホンの祭典 HAKOFES』にて披露した
カホンチームパフォーマンスの解説記事です。

12月初旬までアーカイブ無料公開中なので
まだの方はそちらを観てからご覧ください。

ご視聴⇒ 11/21ハコフェス東京①≪録画≫

ご視聴⇒ 11/21ハコフェス東京②≪録画≫

さて、記事を書いている時点で3日が経ちましたが
まだまだ余韻が抜けないハコフェス東京。
こんばんは、カホン奏者の中山です。

今回は11/21当日に披露した
カホンチームパフォーマンスの譜面を公開!
どんなことを考えて曲を作ったかなど
解説を入れてみようと思います。

実際に演奏してみるもよし
裏話として楽しむもよし
カホンを楽しむ一助になれば嬉しいです。

それでは、まずは譜面をどうぞ!

スクリーンショット 2020-11-24 181358

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これが、那有多・らっきょ・中山でお届けした3分半の全貌です。
カホン3台だけでのパフォーマンス。
3パートに分かれています。
(録画では①の3時間43分ごろから)

順に解説していきましょう。

スクリーンショット 2020-11-24 181358

A:1ページ1~4段

出だしにして、1番難しい!かも。(笑)
この曲の主題を分割して
いかにも②の「タッタタン」が
頭に聞こえるけど実は違う、という仕掛けです。
小節頭をロストしないように頑張りましょう。
全員がそろってからはしっかりと主題を提示して
後々の展開につなげています。

B:1ページ7段

1段前のところで、
①=高音/②=低音/③=側面
と、違う音色で主題を叩いたあとのところ。
①→②→③ と1拍ずつずれていきます。
打楽器アンサンブルではよくみられますね!

そのあと、再びユニゾンに戻ります
②③の人は中途半端なところで切れますが
何事もなかったかのように回収しましょう。

スクリーンショット 2020-11-24 190157

C:2ページ1段目

ここからカウントでテンポアップ。
右手=高音/左手=側面
で違うフレーズを叩きます。
サンバなどで使われるクラーベの応用パターンです。
地味に難しい。

D:2ページ3~6段目

サンバフリーの部分でMAXの音量を出して
エネルギー量だけはそのままに
Dの部分に突入します。
あくまでも音量は小さく、絞り出す感じで。

フレーズは冒頭からたびたび登場している主題
Aのところとは違う順番で戻ってきます。
テンポは上がったままなので
集中力とフィジカルで乗り切りましょう。

E:2ページ7段目

最後のクライマックス
1小節だけ再び分割フレーズ。
流れを崩さずいけるように
音符を感じるのがポイントです。

譜面を理解したうえで演奏を観ると
また違った楽しみ方もできると思います。
プレイヤーの方はぜひチャレンジしてみてください!


今回のカホンアンサンブルをつくるうえで
考えていたことをざっと書いてみました。
中山個人としてもカホンアンサンブルを
いろいろな形でやってきていますが
ハコフェスの中でもチームパフォーマンスは
欠かせない演目になっていますね。

今年のテーマは『カホンらしさを出す』こと。
これまでやってきた中では合わせやすい方だと思います。

14公演を終えた2020年のハコフェス
ここからまた、新たなスタートです。
この記事を読んでほんのちょっとだけでも
カホンアンサンブルの楽しみ方が
伝わっていれば嬉しく思います。

*ここから大事なお知らせ*

カホンの祭典 HAKOFES
当日の配信及びアーカイブには
無料でアクセスできるようになっています。
(12月初旬まで)

もし、続いてほしいイベントだと思った際には
お気持ちをこちらのサイトから
いただけますととても嬉しいです。

よろしくお願いいたします!

文責:中山

チームパフォーマンス
那有多 Twitter
らっきょ Twitter
中山拓人 Twitter

ハコフェス公式 Twitter
https://hakofes.com/






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