菊緒 kikuo

ゲイカルチャー覚え書。文学愛好、英国贔屓

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最近の記事

オーシャン・ヴォンの小説、日本語訳が出ます

ベトナム系アメリカ人の詩人/小説家、オーシャン・ヴォン初の小説、 “On Earth We're Briefly Gorgeous” の日本語訳が8月に出ることを、オーシャン自身のインスタグラム投稿(ストーリー)で知りました。日本語のタイトルは『地上で僕たちはつかのま輝く』。出版社は新潮、クレセントブックスの一冊となるようです。 私がこの小説のことを知ったのは昨年の1月、やはりインスタグラム、マット・ボマーのストーリーからでした。読書家の彼は2019年に読んだ本で特によかっ

    • 楽じゃあないよね

      I wanted to be born a boy. In any case, it's not easy to live. ↑ 男の子に生まれて来たかった。いずれにしても、生きて行くのは楽ではないけれど。と、翻訳ソフトに入れてみました。ジン飲んで少し 酔っ払ってます。だから、 (私が本当に、本当の本当に男の子に生まれてきたかったのかどうかは、ちょっと眉唾ものだな) 最近、自分にはミソジニーの気があるのではないかと思い、唖然としたり納得したりしています。がしかし、紺色

      • 狂ってる

        狂う、ってなんだろう? 狂っているものが好きです 嘘が無いから 切なくなるから 私自身が調子外れで、世の中からずり落ちかかっていると気がついたから そこに美があるならば、尚のことよろしい ああ。ピエール・ベルジェとサンローラン(と、マディソン・コックス)のことを書こうと思いながら、、、もどかしいな! 彼らの関係には当然のことながら、何かしらの美があります。そして、大義名分の陰で静かに息づく狂気のようなものも… なのになぜかわたくしは今、ローマのレプブリカ駅のあた

        • イヴ・サンローランの愛称の謎

          ほぼ一年半ぶりにnoteを再開。諸般の事情によりクリエイター名とnoteIDを変更することにしました クリエイター名。あれこれ考えているうちに思い出したのがイヴ・サンローランの愛称のことで、パートナーだったピエール・ベルジェはサンローランのことを『キクー』と呼んでいた キクー、って。ちょっと東洋的で面白い響き。表記はどうなるの。どういう意味なのかしら(そもそも意味はあるの?) 調べてみようと思ったけれどフランス語分からないし、きっとクーの部分はqが付くんだろうなとか思っ

        オーシャン・ヴォンの小説、日本語訳が出ます

          昨日、Insta LIVEで

          このひとの顔をみると、オレも頑張ろう、って思うのよ https://www.instagram.com/p/CFjrqz2gIJZ/?igshid=1mmcroumkgc8q

          昨日、Insta LIVEで

          Netflixで今さらSHERLOCKに嵌ってしまった:次はA Very English Scandalお願いします

          プラトンの「饗宴」を読んでいても、登場人物の声がSHERLOCKのキャストの声で聴こえてくるという病に侵されましたNetflixで、いまさらまんまとドラマSHERLOCKに嵌ったわたくし。どれくらい足をとられたかというと、プラトンの『饗宴』を読んでいて、宴会になかなか現れないソクラテスのことをさがしに行った召使いが 「ソクラテス様は、そこにいらっしゃいました。お隣の玄関先に立っておいでなのです。わたくしがおよび申し上げたのですが、お入りになろうとはなさいません」と、いう場面

          Netflixで今さらSHERLOCKに嵌ってしまった:次はA Very English Scandalお願いします