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B2に初めて挑む福井ブローウィンズ。伊佐HCが分析する「B3リーグとの違い」とはなにか【よりぬきおとフト】

今季は秋から冬にバスケも取材したいなと思って…!もはやおとスポにしたほうがいいかな。

ということで8月17日にはB2リーグに昇格した福井ブローウィンズの新体制発表会を取材いたしました。昨年初めてB3リーグに参戦し、いきなり圧倒的な実力を見せて優勝。創設1年目で見事な成績を収めました。

昨季は一人の観客として2回写真撮影をしました。そのあとも何度も見に行きましたが、アリーナMCの練習をしていたのでぜんぜん撮ってません。だからカメラマンとMCの兼任は人間じゃムリなんだって…(※誰かに「できないの?」と言われていたやつ)。

ちなみに体感上バスケの撮影はバレーボールやハンドボール、フットサルよりもかなり難しいです。屋内なので暗い、速い、左右だけじゃなく上下に動く、基本的に選手がデカいの4重苦。コート横の撮影エリアだと70-200mm f2.8(カメラマンが持つ大定番レンズ)は帯に短し襷に長し。35-150mm F2-2.835-150mm F2.8-4なら一本で行けそうだけど、これアリーナスポーツ以外の競技の取材で絶対使わない気がするんだよな…。

「良い風が吹いていますね!」

それはともかく8月17日、福井駅前のパピテラスにて福井ブローウィンズの新体制発表会が行われました。

湯本眞士GM兼代表取締役、西行茂福井市長の挨拶が行われたあと、福井ブローウィンズと福井市のホームタウン包括連携協定を結ぶ調印式が開かれました。

福井ブローウィンズの湯本眞士GM兼代表
西行茂福井市長
ホームタウン包括連携協定が締結されました

さらにその後今シーズンを戦う選手、スタッフ全員が入場。舞台に上がった伊佐ヘッドコーチはブースターに向けて以下のようにコメントしました。

「チームは数日前からハードな練習を回して頑張っております。我々は常にベストを尽くしますので、ともにB1へと突き進みましょう。今シーズンも応援よろしくお願いします」

また今季もキャプテンを務める満田丈太郎選手も以下のように話していました。

「まず最初に、多くの人に支えられてこの日を迎えられたことに対して感謝を申し上げます。ありがとうございます。

これから2024年のブローウィンズが始まります。先ほどは皆さんからの大きな声援がありました。今季の戦いをとても楽しみにしています。昨季はホーム全勝でしたので、その勢いに乗って今年も皆さんと戦い、ホーム全勝を守り、そしてB1昇格に向けて頑張っていきたいと思います。共に戦いましょう」

また、今季も背番号0を着用してプレーする細谷将司選手は「今、すごく良い風が吹いていますね!今シーズンももっといい風を吹かせられるように頑張っていきますので、ともに戦っていきましょう。よろしくお願いします」と話し、ブローウィンズの名前の由来である吹く(Blow)と風(Wind)に重ねていた。

一発かました後の充実感があふれる細谷選手

なお、他の選手のコメントについては木曜日の「おとフト」やポッドキャストで。

またこの自己紹介のあとは福井ブローウィンズが今季新たに着用する「スカイエディション」のユニフォームがお披露目されました。

満田選手が着るとハンナリーズみたいですね

今のところどのタイミングで使うかは未定とのことですが、ホームのどこかの試合で着用する予定だそうです。もちろんこの模様もラジオでお送りします。

「去年と同じような成績は絶対に収められない」

そしてこの新体制発表会終了後にはメディア向けに伊佐ヘッドコーチの囲み取材が行われました。

「多くのメディアとファンの方々が来てくださって、とても期待されていることが感じられました。シーズンが始まったんだなという、すごくワクワクした気持ちで今日を迎えられました。

今季の最終目標はもちろんB1昇格です。そのために日々の練習を大事にして、常にベストを尽くせるように、 そしてB1に行けるように突き進んでいきたいと思います。

去年は私も新体制発表会の当日か前日に初めて来ることになって、福井のことも全然わからなかった。一方、今日はここに自分の車で来ました。2年目のシーズンはとても落ち着いた感覚で迎えられました。

スタッフの皆さんの尽力のおかげで全選手、全スタッフが揃って今日を迎えられましたので、チームとして突き進むべく準備ができたのかなと思います。

B2リーグはフィジカルレベルやサイズが全く違います。それに対応すべく、12人の選手をしっかり揃えられました。あとは戦術、戦略。その遂行レベルもB3とは変わってきますので、常に自分たちが準備してきたことに対してベストを尽くせるようにしたいです。そこにコミットできれば勝利は必ずついてくる。

去年はちょっとしたミスやエラーがあってもなんとなくごまかせて最後は勝ちきれましたが、B2ではそのようには絶対に進まない。少しのエラーもできるだけなくせるよう、日々の練習から取り組んでいきたいです。

昇格に向けて大事なのはクラブ全体の一体感だと思います。チームだけでもダメですし、フロントの方たちだけでもダメです。ファンも含めて、福井県全体で1つになることがとても重要じゃないかなと感じています。

チームは常に練習から試合と全てでベストを尽くすことを約束しますので、 ファンの方もB1昇格に向けて一緒に突き進んでほしいです。B2では去年と同じような圧倒的な成績は絶対に収められないので、どのようなときでも一緒に戦ってほしいと思っています」

昨季はシーズンを通してB3リーグを席巻し、ホームでは全試合で勝利を収めた福井ブローウィンズ。まさに圧倒的な実力で旋風を巻き起こしました。

ただ、B2リーグでは様々なレベルが変わってくるため、同じような成績を収められるわけではない。苦しいときも必ず訪れる。そんなときこそブースターの皆さんのサポートが必要になると伊佐ヘッドコーチは話していました。

なお、この伊佐ヘッドコーチの囲み取材もフルバージョンでお送りします。木曜日20:30〜のFMおとくに「フットボールラウンジ」をお楽しみに。

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