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レイラック滋賀FC角田駿の“悔しさと喜びの爆発”「言い方が悪くなるほど」ゴールにかけた気持ち【よりぬきおとフト】

無敵の角田駿が帰ってきた!熱き血潮で。

21日に行われたJFL第17節のレイラック滋賀FC対アトレチコ鈴鹿クラブの試合は2-2という結果で終了しました。中断前の重要なホームゲーム、常に先に失点を喫するという展開の中でなんとか追いつき、勝点1を獲得。ただ、押し込む時間も多い中で勝ち切ることはできませんでした。

そんな試合の中で、2点目の貴重な同点弾を決めてくれたのが角田駿選手です。平尾壮選手のコーナーキックからの流れで、ペナルティエリアの中から魂でシュートを決めてくれました。

昨年は中盤で起用され、メンバーが大きく変わるなかでも重要な存在で有り続けた角田選手。あの最後のヴィアティン三重戦でも貴重なゴールを決め、夢を見させてくれました。

ただ今季はボランチの層が厚くなり、山下雄大選手、小松駿太選手、海口彦太選手に加えて薬真寺考弥選手、田部井悠選手、久保田和音選手、平尾壮選手もやれるわけで、角田選手の出番がかなり減っていました。

その中でようやく得られたチャンス。そこで見事に大きな仕事をしてくれたと思います。角田選手は試合後に以下のように話していました。

言い方が悪いけど「ざまあみろ」

「3人の途中出場組で『流れを絶対に変えるぞ』と言いながらピッチに入ったので、その中で結果がついてきてくれてよかったと思いますけど、勝てなかったのは残念です。次に切り替えてやっていきたいと思います。

一ヶ月くらいメンバーに入れていなかったので、そのなかでやっと掴んだチャンスでした。それがゴールという形になって、素直に喜びが出ちゃいました。

本当は『もう一つ取りに行くぞ!』とボールを持っていくのが正解だったのかもしれないですけど、個人としては去年の悔しさを抱えている上で嬉しかったということと…あとは言い方が悪いかもしれないですけど『ざまあみろ、俺が出たら勝点取れるんだぞ!』という気持ちで、喜びが爆発しましたね。本当に言い方が悪いですね、すみません(笑)。

チームは去年と違った戦いになっている中で、僕が見る限りはすごく良いサッカーはできているんじゃないかと思うんです。でも、サッカーの難しいところが得点。そこで勝つか負けるかが決まる。結局は良いサッカーをしていても勝たないといけない。

その細部が結果に結び付けられていないので、そこさえ詰めれば今日のように2点くらい決められる。そしてしっかりゼロ失点で抑えられれば、このチームは間違いなく上に上がれると思っています。

まずはチームが一丸になることですね。監督が変わった中で、もう一回みんなのベクトルを同じ方向にする。それが僕を含めたベテランや中堅の選手の役割だと思うので、練習の中から心がけていきます。あとは若い子たちのパワーがあるので、方向さえ間違えなければいいと思います」

やっぱり頼りになる角田選手でした。無敵です。

この角田駿選手のフルバージョンインタビューを含め、森本ヒマン選手、寺沢優太選手のお話をたっぷりお届けする「フットボールラウンジ」はFMおとくにで25日20:30放送です。

放送後にはポッドキャストで東広樹ヘッドコーチ、朴康造監督、三浦知良選手のインタビューもフルバージョンで配信します。ぜひこちらも。

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