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息子との日々で学んだこと

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「人は鏡」と言うけれど、子どもと向き合う日々は気付きと学びと反省の連続です。小学校に上がってからASD/ADHDと診断され、それによって自分の中の「当たり前」がどんどん変わってい…
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#エッセイ

「ASD/ADHDの息子と母」としての1年を記録する

去年の6月、こんな記事を書いた。 今読み返すと、ずいぶんと感傷的な文章だなぁと苦笑してしまう。 当時のわたしの文章が大げさだとか、自分に酔ってるとかそういう自己分析ではなく(多少そういうところはあるのかもしれないけど、人間だもの、そういう風にしないと乗り越えていけないことなんていくらでもある)、これを書いた当時のわたしには、この感傷に浸る期間が必要だったし、それしかできなかったというだけのことだ。 当時のわたしは、夏休み明けにしか諸々動かないと言われ、他にできることがなか

息子のサポートの難しさは、だいたい自分のメンタル面が環境に左右されるところにある

今朝は息子がなかなか離れてくれず、結局1校時終了のチャイムが鳴って5分くらい経ってから、泣いているのを置いて教室を後にする羽目になった。 小学校に上がってから、最初の1ヶ月半は一人で登校していた息子が、登校付き添いがないと「お母さんも一緒に来てほしい」と家まで戻ってきてしまうようになった。 そこからずっと、一緒に登校するか、迎えに来るお友達と先に行かせて、教室に様子を見に行く、ということを続けている。 わたしは朝にはあまり強くなく、出来る限りギリギリまで寝ていたい人間だ。

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むすこを上から眺めたときのくちびるの「さんかく」がかわいくて好きだ、というはなし

タイトルがすべてなのでこれ以上書かなくていいような気がするけど、あえて書く。 小さい子の上唇って、上から眺めるとちょん、ととがって三角になってることありませんか。 横から見ても鼻よりも上唇がちょん、と前にとがって出ていて、うわぁ〜赤ちゃんだぁ〜、とか、わぁ〜幼児だぁ〜〜〜ってなります。 大きくなるにつれて、鼻の方が高くなってきたり、歯が生え揃ったり、そもそも唇がとんがるような表情(表情の問題なのかどうか、観察していないのでわからないけど)をしなくなってこの「さんかく」はなく

今日でむすこの夏休みが終わる

夏休みに入った時に、Googleドキュメントに下書きを書き始めて、ついさっきまでそれを編集していたのだけど、まだまだ頭の中や気持ちが整理できていないみたいで、出来事を書けば書くほど感情の嵐がひどくなってしまったのでそっとタブを閉じた。 いろいろあった。 いろいろあって、6月下旬くらいからむすこの学校に付き添いをしていた。 仕事はリモートでできるように会社に配慮してもらった。 母の手も借りつつ、なんとか夏休みに入った。 ストレスで十二指腸潰瘍になった。人生で初めて胃カメラ