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梅雨もいいもんでしょ。って

「明日も明後日も雨か」とポツリ呟く人、恐らく2020年で今がピークですよね。

続いて言われるのが、「去年より梅雨入りが早いだの遅いだの」、「洗濯物を外に干せないから困る」、「カッパ着て自転車なんて乗りたくない」と老若男女にマイナスなイメージを持たれがち。さらには毎年かかさずに、去年と比較された情報を事細かに分析されて大々的にニュースとなっている。

初対面で話すことがないときなんかは恰好の的にされがちですよね。

僕が住んでるいる東海地方では、ここ5年間の梅雨の期間はだいたい40日くらいになっている。そんなもんだと思う人もいれば、僕は正直1ヶ月以上もあるということに意外と驚いた。

つまるところ何が言いたいかというと、僕が梅雨だったら、365日のうち40日間の毎日を雨降らせてるわけではないし、たまには晴れの日も用意させてもらってるわけで、歓迎ムードまではいかなくても「梅雨がようやくきてくれた」なんて捉えて欲しいなって。というかそう思えるくらい余裕を持った人が増えて欲しいということが言いたい。やっぱり捉え方って大事ですよね。

例えば、口をすぼめて鼻を使わずに呼吸をしたときにする音くらいの風の日に、ソファーでもなく床に寝転がっているとき、ずうっと歩きっ放しの散歩中の赤信号でとまっている間に、じわっと汗が出て、信号が変わる前にはもう乾くほどの風、最高に涼しくて心地よいですよね。

だけども、好きな子と食事しようと駅へ向かって歩くときは決まっていつもの角を曲がると、心なしか風が強いようで、一応はセットした前髪も簡単に拐われてしまうとき「いつもいつもこの風め」と僕は何回思ったことか。それと同時に、普段と変わりのない風なのに、自分の状況と捉え方でこうも価値が変わってしまうものなんだなと。

そうなってくると、幸せな人も不幸せな人の一番の違いも、そんな物や事の捉え方なんだろうなと思ってしまう。

状況によって、人は不幸せの方へも幸せな方へも揺さぶられる。でもどう捉えるかはその人次第ですもんね。

さあて、折角なので梅雨を良く思ってもらえるような情報を少し書きますね。

・雨が多いと農作物が育つ。意外と農業に携わってないと実感がないかもしれないですが、野菜の高騰とか後からしわ寄せがきますよね。

・湿気が多いからお肌にも良い。女性にはさることながら、いいですよね。

・埃がたちにくく掃除が捗る。外に出る気のしない雨の日は、掃除なんてしたり、そんな日もいいですね。

・雨音には癒し効果や集中力upと言われている。ぼうっとしてみたり、窓ガラスの上で遊んでいる雨粒を横目に読書なんか素敵ですよね。

とはいっても、早く梅雨明けないかなというのが僕の本音なんだよな。

僕は魚を捌くのが好きなので、雨が多いと魚もあまり取れず、地元の魚屋さんへいってもあまり魚がいなくてとても梅雨の影響を実感しています、、でも梅雨は梅雨で楽しみますよ。

そうじゃないと、あと何回梅雨が来るか数えてみると、ちょっとばか見方も変わりますよね。

人間ってほんと難しい生き物ですね。

p.s こんなところにカエルがいましたよ。