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朝の絶望感について

朝が嫌いである。といっても午前中は好きである。自分が指しているのは目が覚める時だ。なぜだか、いつからかは覚えていないが目が覚める時に絶望感を感じるようになった。また1日が始まるとかそういった類ではなく全てに絶望するのだ、社会に、自分に、今の環境、歩んだ過去、そしてこれから。気持ちのいい朝など少なくともここ10年は拝んでいない。一般的には朝というのは清々しく、希望に満ち満ちているイメージがある。自分がおかしいのだろうかと不安になる。

と思ったが、わりとベタな感情だという事がわかってきた。周りにもそういう絶望感を持つ人も居るには居るその程度のエビデンスではあるが。そういえば昔読んだ太宰治の女生徒という作品でも朝が嫌いというエピソードもあった。ソースとしてはかなり薄味ではあるが、まあ居るには居ると考えている。またその事についての論文でも調べてみようか。とりあえず今は自分の考えている事感じてる事をそのまま書いてみようと思うが。

目が覚めるだけではなく眠りにつく時も同様に絶望する。なんなら不安感で眠れずに汗だくになることもある。どうやら睡眠前後に絶望、不安、焦燥を感じるようだ。

そのことがアナライズできたのは最近の収穫で、睡眠前後はそういうマイナスの感情になるものだと考えるようになった。その上で対策を練る。目が覚めて、ベッドの上でこう、もぞもぞとしているあのまどろみの時間までは絶望は続く。逆に布団から出て立ち上がり水を飲み、何か作業を始めると絶望はゆっくりと消えていく。なるほど、期間は覚醒〜起き上がって何か作業を始めるまでらしい。となると覚醒してからまどろむ時間をいかに減らすか、とにかく起き上がって(布団から出る事が重要)簡単な事を(水飲むでも着替えるでも布団整えるでも)始めるまでのスパンをいかに短くするかそれが絶望期間を最小に抑える方法だと考える。ようは起きて動けって事。たしかに脳が稼働させ手を動かしているとあまり絶望のつけいる隙がないように感じる。思えば暇な時に不安は絶望を感じるのと一緒なんだろう。焦る必要はないが基本的には何かをしていた方がいい。簡単な事で全然いい。そして眠るときの対策としては、電池切れになるまでちゃんと疲れる事だ。大体いつもの寝る時間があると思う。24時なら24時(本当はもっと早い方がいいが)と考えて、どうやったらその時間にクタクタになって眠れるかを逆算する。それは運動でも頭脳労働でもいい。泥のように眠るのが理想だ。きちんと眠るために行動をする。そんなに疲れていないのに寝ようとするから眠れず(つまり暇になり)絶望してしまうのだ。

以上がここ最近自分が気をつけている事だ。試行錯誤の段階なのでやり方は変わっていくと思うけど、なんとかして朝の絶望感を乗り越えていきたい。カスタマイズしたいから他の人の方法も聞きたい。周りにも聞いて見るかな。人の数だけ方法があるのかな、それとも割と似通ってるのかな。どちらにせよ、乗り越えられたらいいよね。みんな。

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