見出し画像

マーケティングをマーケと略すこと

最近、マーケティングを「マーケ」と略すことが一般化している。20年間「マーケティング」でやってきたので、かなりの違和感があるものの、時代の流れかなと思い流している。

ただ、昨今のマーケという略し方をしている人たちと話をしていると、その言葉の定義が部分的な場合が多い。多くの場合は「リード獲得」ないし「新規ユーザの獲得」、CRMを巻き込んでの話が大半だ。

また、一方で学生と話ししていた時、マーケ=SNSを活用する、なんて解釈している人もいて、大丈夫かな?と思ったくらい。

巷にはマーケティングの本が溢れているし、それを読めば前述の概念が全く違うものだとわかるはずだけど、なんだかイメージで語られている印象。

昔から広告とイコールで捉えられることもあったけど、ここまで極端じゃなかった。

マーケティングの仕事領域は本当にとても広くなってきており、デジタルはもちろん、統計やシステムなどの知識も求められるようになってきている。

昔から、流行り言葉をわかったように使う人は沢山いたけど、そういった人たちは一定数いて、先の「マーケ」という略語と同じ流れだな、と思われる。

マーケティングは略しても良いけど、その本質は理解しておくべきであって、それが出来ていない人はドンドン淘汰されていくと思われる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?