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黄色いゴーヤにもお楽しみがある

夏野菜として人気のゴーヤ。
すぐに食べずに数日置いていると、黄色くなってしまったことありませんか?

黄色いゴーヤを手でつかんでみると、ふにゃっとやわらかです。
そう、熟しすぎて残念な状態(涙)
もったいないことをしたなぁと思いながら、いつも食べずに丸ごと捨てていました。

でも!実は、黄色いゴーヤには別のお楽しみがあったのです♪

フルーツのように甘い種


1年前の夏のある日のこと。

始めたばかりの家庭菜園で、まだ成長中だと思っていた小さなゴーヤがひとつ。意外にも早く熟し、黄色くなってしまったのを見つけました。

慌てて収穫しカットしてみると、赤くなった小さな種が中に入っていて。
これがその時に撮った写真です。

「昔、子供だった頃はね、黄色いゴーヤの中の赤い種を、おやつ代わりに食べていたのよ」

80歳を超える母から、いつか聞いた言葉をふと思い出した私は、
「そうだ!せっかくだから種を食べてみよう!」

未知の食べ物を見つけると、試さずにはいられない性分なんです。
赤く熟れたゴーヤの種をひとつ、わくわくしながら口に入れてみました。

ちゅるんとした食感。
フルーツのような自然な甘さに、ちょっと感動!

それは、苦いゴーヤからは想像もしなかった味でした。
見た目は、ザクロの実にも似てますよね。

昔の子供のおやつ・・・
食べてみて、ちょっとわかる気がしました。

黄色いゴーヤ、ふたたび


そして今年も・・・

冷蔵庫の野菜室に入れていたゴーヤの中に、ひとつ黄色いのをみつけてしまいました。
去年赤い種を食べた、あの熟しすぎて黄色くなったゴーヤです。

「もしかしたら、赤くて甘い種が入ってるかも!」
と期待しつつ、さっそく縦半分にカットしてみました。

ちなみに緑のゴーヤをカットすると、こんな感じです。↓

今回の黄色いゴーヤは普通サイズだったので、去年食べたのとは違い、種も普通の大きさ。
種の表面の赤い部分だけちゅるっと食べ、種部分は硬かったのでペッっと出しました。

赤い部分だけ食べたあとに残ったゴーヤの種

この完熟ゴーヤの種、春に植えると芽が出てくるかもしれません。
うまく発芽するといいなぁ。来年植えてみて、もし発芽したら1年後にまた報告しますね。

おわりに

長年、種が赤くなったゴーヤは、熟れすぎて腐りかけてると思っていました。残念なイメージしかなかったんです。
それが、赤い種は甘いと知ってからは、
「鮮やかで美しい種」とか「おいしそう」とか、見え方や感じ方まで変わりました・笑。

もし熟しすぎて黄色くなったゴーヤを見つけても、捨てないで!
半分にカットしてみて種をチェック。
ちゅるっとした赤い種になっていたら、ひとつ食べてみてください。
予想を裏切るフルーティーな甘い味に、きっと驚きますよ ♡

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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