初めてのアイドルライブ~King&Prince LIVE TOUR2023ピース愛知12.10夜公演~
人生初のアイドルライブに行ってきた。
King&Prince LIVE TOUR2023ピース 愛知 12.10夜公演
たまたま地元の会場で、この日しか行ける日程がなくて。オーラスっていうの?最終公演、狙ったわけじゃないんだけど、チケット取ることができたのは、本当にありがたい。
これから書くのは、ライブレポと言うより、ただの個人的なライブ日記です。この公演については公式にもレポが上がったし、SNSでもセットリスト等は出ているので、細かい部分はそちらで確認していただければと思います。
8月から始まったこのツアー。確か、あの飲酒インスタライブも初日の前夜だった。なんだかずいぶん前のことに思えるし、この最終公演の12月まで長かった。事務所問題も大きく変化する中、無事にツアー完走となり、廉くん、海ちゃん、そしてツアーに関わった皆さま、本当にお疲れさまでした。
開演までのこと
二人に会いたい!という気持ちだけでチケットを取ったけど、アイドルのライブって、どう臨めばいいの?
とりあえずペンライトとか、グッズは早めに購入しておいた。周りに聞ける友達もいないし、結局ライブDVDを観て予習するしかない。そして、ファンサ用うちわを作る勇気も、もちろんない。
しかも、一緒に行くのは小6の息子。彼に何度も確認したんだよ、ほんとに行くの?って。小さいころから耳が弱くて、ライブでの大音量が苦手な息子。前に同じ会場であったヒゲダンのライブに連れていったときも、かなりしんどかったみたいで、もうライブ行きたくないと言っていた。そんな彼が、キンプリのライブは行きたいと。私も他に誘える友達がいないということもあり、12歳男子を連れてライブへ行くことに。
そういえば、息子用のペンライトもないし、トレーナーとか買いたいし。と思って、ライブ前にグッズ販売会場の入場予約をしておいた。これ助かる。あの、グッズで長時間並ぶのとかムリだもの。
当日、私たちはまず予約しておいた時間にグッズ販売会場に向かう。ちょうど昼公演が終わる前ぐらいだったと思うが、会場周辺にはすでにたくさんのティアラさんたちの姿が。
え、若い女子ばっかりじゃん!
私が行き慣れたライブのファン層とのあまりの違いに、ビビる。
想像していた以上に、若いキレイなお姉さんたちが多い。そりゃそうだよね、れんかいって24歳だもんな。
こっちは、アラフィフおばさんと、12歳男子。明らかに浮いている。
親子で来ている人もチラホラみかけたけど、本当にチラホラ程度。圧倒的に若い女子が多い。自分と同年代っぽい方を見かけると、少し安心したりもした。
グッズを無事購入した後、駐車場で少し時間をつぶし、会場へ。
スタンド席がなく、アリーナ席のみのこの会場。私に割り当てられたのは、あまり良いとは言えない席だった。でもほら、バンドとかのライブと違って、アイドルは近くまで会いに来てくれるから。と、自分に言い聞かせる。
私の周りの席、キレイなお姉さんという雰囲気の方がほとんどだった。ロングヘアの人、多いよね。みんな二人に会うためにおしゃれしてきている。
そして、お子さま、特に男の子、まったく周りにいない。ライブが始まるまでスイッチでゲームをする息子。私は初めてのことが多すぎて挙動不審だし、やばい親子いるなって思われてたかも。
いろいろと戸惑いながらも、ついに二人に会えるという嬉しさがやっぱり大きい。ドキドキしながら開演を待っていると、何やらアナウンスのようなものが聞こえてきた。
ん?廉くんの声じゃない?
そして、いつもの「キンプリファイターズ Go Go Go!」が場内に流れる。
初キンプリライブなので、これが通常なのかどうかもわからない。けど、隣のお姉さん(ピースツアーの他公演にも参加してたらしい)も、動揺してスマホ落とすぐらいなんで、今回が特別だということがわかった。
ピース開演、挨拶のこと
そして、ついに、二人が登場!
「愛してるって言ってもいいですか~」
はじめての生れんかい。
でもやっぱりメインステージが遠すぎる。しかも双眼鏡も忘れた。モニターを見てやっと、はっきり本物だということを確認(笑)
「My Love Song」
二人の歌声を聴いているだけで、なんとも幸せな気分になる。アルバム「ピース」のリード曲で始まったこのライブ。最後まで、愛があふれる「ピース」な世界に包まれていた。
どちらかというとネタバレせずにライブを楽しみたいタイプだけど、今回は最終公演ということもあって、どうしても情報が入ってきてしまう。
この曲でライブが始まることも知っていた。
Kアリーナの様子とか、普通にめざましテレビで見ちゃったし。
ベストアーティストの中継でセットも映っちゃってたし。
でも、初心者の私には前情報に助けられる部分もあったので、ちょうど良かったのかもしれない。
他の公演での二人のMCもXのpostで見ていて、その内容に毎度感動していたぐらいだ。
この日の二人の挨拶も、心に残る素晴らしいものだった。
特に海ちゃんの言葉。
「2人体制になって廉とご飯屋さんに行って「King&Prince続けられるのかなぁ」って不安を吐露しあった。でも今は屋号を残して正解だったと思う。」というような内容から始まり、
最後には、
「廉とこれから軽い気持ちで付き合っていくつもりないし、俺の人生をかけて廉と向き合っていきたいし、みんなと向き合っていきたい。」
「人生をかけて廉と向き合っていきたい」
え、なんか今、さらっとすごいこと言ったよね。
この言葉、ずっと頭から離れない。
もちろん廉くんの挨拶も、ファンへの愛や感謝が詰まったすばらしいものだった。
私たちファンは、二人の言葉を信じていればいいと思う。
7MEN侍のこと
他のMCもほんわか楽しい彼らの良さが詰まったものだった。特に、バックについていた7MEN侍とのからみ。佐々木大光くん、うわさ程度でしか知らなかったけど、こんなに面白い子だったのか。と軽い衝撃すら受けている。
7MEN侍と言えば、バンド演奏ができるグループだということも、このツアーが始まるときに初めて知ったのだが、実はその演奏も楽しみにしていた。もともとギターバンド好きなので、ライブでバンド演奏を聴けるのが嬉しい。
演奏している姿があまり見えなかったけど、バンド演奏、想像以上に良くて驚いた。本当に彼らが演奏してたんだよね?
特に、海ちゃんのソロ「ワレワレハコイビトドウシダ」はCD音源のクリープハイプにもまったく劣らない。海ちゃんのボーカルとの相性も良く、とてもかっこよかった。
しかもバンドだけでなく、バックダンサーとしても、このツアーを盛り上げてくれている。廉くんも海ちゃんも、7MEN侍がバックについてくれたことによる安心感も大きかったのではないだろうか。キンプリファンとして彼らには大きな感謝を伝えたい。まだ名前と顔が一致してないけれど。。
アイドルはトロッコに乗ってやってくる
メインステージにもセンターステージにも遠い席だった私たちは、ライブ映像で見たことがある、あのトロッコに期待するしかないのだ。
そして、ついにやってきた。それはアンコールのとき。トロッコに乗った廉くんが、どんどん近づいてくる。周りのお姉さんたちもファンサうちわを用意して待ち構える。来た、来た、来た。廉くんが、すぐそこに!
昼夜公演あわせたら何時間?歌って踊って、汗もかいて、絶対疲れているはずなのに、まったくそんなことを感じさせない、とびっきりの笑顔。
完璧アイドル永瀬廉が、さわやかに通り過ぎていった。
これまでそれほど感情を出していなかった息子も、さすがにこのときは興奮したようで「3mぐらいのところに永瀬いた」って、何度も言っていた(笑)
残念ながら海ちゃんのトロッコはこちらのルートに来なくて、廉くんほど近い距離で会うことはできなかった。でも、ライブ序盤で少し近くまで来てくれたときに見たあのキラキラ笑顔。その後、私は何度「海ちゃん、かわいい」とつぶやいていたことか。
ファンサをもらえなくても、目が合ったかどうかわからなくても、そこにいるってだけで、幸せな気持ちになれる。
アイドルって、すごい。
最後に
最後に、この公演で一番印象に残ったことについて書いてもいいですか。
最終公演ということで、ダブルアンコールがあり「君がいる世界」を歌ってくれた。
曲の途中で、自分の袖で涙を拭うようなしぐさをする海ちゃん。
海ちゃん、泣いちゃったじゃん。
そんな姿を見たら、こちらまで泣けてくるじゃん。
そして廉くんにハグをもとめる海ちゃん。
「どうした?かいと~。どうした?」と廉くん。
とてもとても優しい声だった。
このとき、たぶん廉くんも涙こらえてたと思う。
そんな二人が愛おしくてたまらない。
ずっとずっと、二人で一緒にいてほしい。
最高にかっこよくて、かわいくて、愛あふれる「ピース」なライブだった。
いろいろ思い出しながら書いていたら、ずいぶん書き上げるのに時間がかかってしまい、気づけば2023年の大晦日になっていた。
2023年はKing&Princeに振り回された年だった(いい意味で)
2024年も変わらず二人を応援します(何の宣言?笑)
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