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芸術紀行録〜ひろるちょこ 印象派展へ行く編〜

 こんにちは、ひろるちょこと申します。
 普段は芝居をしたり歌のカバー動画などを動画サイトに載せたりなどをしています。何かしら感じたことを残せたり共有できたらいいなと思い、こちらのnoteさんで思いの丈を書き散らしていくことにしました。

 今回は東京都美術館で開かれていた『印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵』へと訪れたときのことを綴っていきたいと思います。


都内の美術室

 今回の美術展は日時指定の予約制で午後からの観覧だったので『創作空間caféアトリエ秋葉原店』様で昼食をいただきました…!!山手線・御徒町駅から徒歩4分ほどで到着し線路の高架下にお店を構えておりました。

創作空間caféアトリエ秋葉原店 外観

 こちらのお店はイラストレーターさんや小説などを書く方が作業をしたり、自身の作品を販売展示できるお店でなんです。僕が訪れた日にもたくさんの方がイラストを描いていました。店内にはコピックやアクリル絵の具、有償のミニ色紙などの様々な画材の他に液タブなどのデジタル画材も揃えてありました…!!

ソーセージのピリ辛ホットサンド

 そしてこのホットサンド。運ばれてきた時から胃袋を刺激するチーズの香りが……。頬張ると酸味の効いたミートソースにとろっとろのチーズの相性が抜群でした。そしてメインのソーセージ。これがまた濃厚なソース陣で緩んだ味覚を一条の辛味で刺激するというまるで両者が激浪のように味覚の中で鬩ぎ合って胃袋もこころも満たされました。

 そして今回こちらに来たのには理由がありまして…。

Megru Vol.51『異世界を覗く』

 僕のキャラクターデザインとXでのアイコンイラストなどを描いてくださったはや先生のイラストが表紙に使われているフリーペーパー"Megru Vol.51『異世界を覗く』"をいただいてきました…!!
 お世話になっている人が活躍されていると嬉しいし、自分もがんばろうって思えますね!!他のお客さんが手に取っていくのを見た時うれしかったなぁ。

芸術作品は世界旅行旅行をする

 今回の展示はアメリカ・マサチューセッツ州にあるウスター美術館の作品を軸に世界の印象派の作品を展示していました。どの作品も構図や色の重ね方がみていて心地のよいものばかりで映画作品を1本観た後のような満ち足りた気持ちになり、これが世界と時代を超える作品なのだなといつも圧倒されてしまいます。

展示会場に置かれていたパネル(撮影可能エリア)

 写真は展示会場の最後に置かれていた巨大な撮影可能パネルなのですが、この記事に添付して改めて色使いが素敵だなぁと思いました…。なんと、これ無加工のiPhone撮影なんです…!!レプリカをコラージュしたデザインでもこれだけ目を引く作品の数々を生み出すなんて。印象派ってやばい流派だな…。

 展示の中でも印象深かったのが、モネの『睡蓮』の購入をめぐる1909年から1910年にかけてのウスター美術館とフランスの画商デュランリエル氏の手紙のやり取りの展示でした。手紙や電報は恐らく複製だとは思うのですが、タイプライターを用いた文字列や"特別に安い価格で売る"などの交渉も書かれておりクスッと笑ってしまいました。
 美術展にはよく足を運ぶのですが絵画の購入のやりとりは目にしたことがなかったのでとても興味深かったです。この電報の展示の後で『睡蓮』が鎮座しているという展示側の素敵な演出にも心がスタンディングオベーションをしていました。

間を喰らうほどの感性

 そうして現れたクロード・モネの『睡蓮』。額縁の外側にまで絵画の中の空気感が溢れ出しているような魔性の魅力を放っていました。またしても芸術を魔法の域まで昇華させている作品をみつけてしまった…。

 グッズを普段はあまり買わないのですが、銛で突かれたかのように心を奪われてしまったので『睡蓮』のポストカードとクリアファイルを購入しました。クリアファイルを歌詞カード入れとして使っているのですが…チラッと目に入る度に潤いを与えてくれるんですよね…!!お陰様で歌唱時にも高域成分や声の伸びが良くでているような気がして芸術の相乗効果を感じる。さすが巨匠バフ。


さいごに

 ここまで読んでくださりありがとうございました。これからも気が向いたら自分の好きなことや広めたいと思った事を綴っていきたいと思います。芸術に興味を持ってくださるきっかけになれたら嬉しいです。

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