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「実る行動」と「影響の輪」の話

もうすぐ4周年だなぁと、思いながら、カフェトリエのコンセプト
"自分でやってみる"
のバックグラウンドを、開業前にまとめていたノートを読み返していました。

これをお読みの稀有な方々の中にも、コロナ禍もあり、これからの生活を考えたり、
人生の次のステップを考えたり、
「どうしたらいいんだろう?」
と考える事が増えてくるこのご時世。

まず行動だよ、というメッセージは世の中にこれでもかと溢れているけれど、、、どのような「行動」をとると、自分が前に進めるか?

一歩踏み込んだ具体的な概念を、コンセプトノートから、ご紹介いたします。

まず、"やってみる"という「行動」には、やみくもにやってよいわけでもなく。

自分で選択した、自分の言葉による「自覚的行動」が大切なところ。
これは、行動の前提でもある部分です。

そして、「行動」する上で、さらに大切なのが「影響の輪」の概念。

自分で変えられる物事の範囲が「影響の輪」。
一方で、影響の輪のさらに外側にあり、自分では変えられない範囲を含むのが、「関心の輪」。
関心があるけれど、自分では影響を与えられない事柄を含む輪です。
自分の影響が及ぼせない範囲の事で悩むのは、無意味な事であります。自分が少しも前にすすめませんので、行動した分だけ、自分がすり減ります。
なにより、その悩みや行動は、影響を与えられない=「一方的な行動」になる、という部分が最悪です。

一方で、「影響の輪」の中での行動は、「双方向的なやりとりが可能な行動」となります。自分で変えられる=影響を与えられるので、目の前で少しずつでも、より良い方に変えていけます。

「影響の輪」の中で、行動を続けると、「影響の輪」は少しずつ大きくなっていきます。関心の輪に近づいていく事になります。
こうして、「関心」を「自分の手に」つかんでいきます。

「行動が全て」と言われる事が多いですが。
「行動」を、どの輪の中でするのか?

これがさらに大切だったり、します。

ビジョンを持つと、遠くのキラキラした景色にすぐに向かいたくなります。
が、焦らず耐えて、まずは目の前の小さな階段を踏み締めなければ、辿りつきませんし、先ばかりにアプローチしていては自身が何よりつらいです。

カフェトリエは、店舗業です。
影響の輪は、遠く離れた人や物事ではなく、まずは、目の前の人や物事から。
だから、"自分でやってみる場所"は、WEBでもデジタルでもなく、実際の場所=お店、をぴったり選べました。
まぁ、カフェが好きで仕方なかったのもあるのですが。笑

お店を営むのは、とても大変な部分がありますが。基本的には幸せな事ばかりです。
「影響の輪の中」で、自覚的に生業を営めるわけですから。

ごきげんよう☕️

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