「時間を管理する」のではなく、その時の「最優先事項を行う」
「完璧主義ではなく最善主義」
最近、とある日本を代表するスポーツメーカーの技術開発トップの方にどっぷり取材する機会があり、このような事を仰っていました。
この言葉があまりに腑に落ちてしまい、帰ってから自分の言葉のノートと、自分はどう腑に落ちたのか、照合整理していました。
その自分ノートの「タイムマネジメント」の章の内容と、上記の彼の言葉がフィットしました。
予定を立てて、それを完璧に進める時、自分の意志はあまり使わないんですよね。作業や計算が早ければ良し。
一方で、常にその時々で最善を選択するには、自分の意志と自分の判断が、その都度必要になります。
想像力と創造力、そして目的を備えた意志が必要。
"タイムマネジメントできてる?"と言うことがあります。
納期や時間を守るのは当然として。
これは、立てたスケジュール通りに物事を進められているか?という問いではありません。
「時間を管理する」事は不可能です。
誰がどうあがいても過ぎていくので。時間は支配できない。
一方で、
その時その時の「最優先事項を行う」事は可能です。これが、タイムマネジメントです。
目の前のその時間に、何を優先して行うか、「優先順位を」マネジメントするのです。
「スケジュール通りに行う」ではなく。
自分のありたい姿であるGOALに対して、「今」何が最優先にやるべき事なのか。ミクロな行動単位で、毎時選択していく事はできます。
スケジューラーには関係する納期だけをきちんと記しておけば良いケースも多々あります。
予定通りのタスクでよいかもしれない。
予定していたことではなく、
思い切って一部のタスクは進めず、ほかに集中するのがよいかもしれない。
何もしないのがよいかもしれない。
先にある、「自分の」ありたい姿や目的・GOALがないと、優先順位の基準が作れないので、このマネジメントはできないのです。
これは、行き当たりばったりにその時やりたい事をやって自由にする事とは全く異なります。(⇦これも最高なんですけどね。何かに困っていたり、進みたい方向がある場合、これでは前には進みにくい)
事業を営む上で、経営する上で、最も基本であり、かつ、大切な事のひとつは、
このタイムマネジメントです。
事業を営んで経営していなくても。
それぞれの人生を経営しているわけですから、「自分の頭でその時々で判断する」タイムマネジメントは大切かもしれませんね☕️
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