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お店の営業を自粛することにしました【カフェバー経営者のお気持ち表明】

お店の営業を4月いっぱい取りやめることにしました

私は茨城県土浦市でテクノロジー好きが集まるカフェバーを経営しています。本日、お店の営業を4月いっぱい取りやめることを決定しました。理由はいわずもがな新型コロナウイルス感染拡大を受けて、そして3/30の小池都知事のよるバー等への自粛要請を受けて、です。

正直言えば、小池都知事の業種を指定しての自粛要請が決定打でした。恨み言をいうつもりはありません。ただ、決定打だったというだけです。

なぜ茨城県なのに営業自粛するのか

小池都知事の営業自粛要請は東京都内に向けてのものです。それなのに茨城県に位置する当店が営業自粛するのか。

茨城県といっても当店が位置する土浦市は茨城県南地域。東京に通勤通学する人たちがいっぱいいます。もちろん東京に通われない方もいっぱいいます。それでも本社が東京にあったり、取引先や関連企業が東京にあったり、東京と関係ないというわけにはいかないのです。

当店は社会人のお客様が多いお店です。きっと会社でも不要不急の外出は控えるように言われていると思います。でも当店のお客様はみんな良い人なので、当店が営業していれば気を使って来てくれる方もいらっしゃるかもしれません。来れないにしても気を病む方もいらっしゃると思います。

であればきっぱりと営業を取りやめます!お客商売はお客様あっての物種です。お客様を困らせることは一番あってはならないことです!それに無理に営業したところで、それがかえってお客様をお店から永遠に遠ざけてしまう結果になるとも限りませんしね!

営業自粛中どうするのか

営業自粛をするとして、それでもかかるのが家賃、光熱通信費等の基本料金、そしてなにより自分が生きていくためのお金、合わせて月数十万円。これらをどうにか捻出しないといけません。

普通の飲食店であればテイクアウトや配達に切り替えることで少しはお金を稼ぐことができるかもしれません。しかし、カフェバーはいわゆる空間商売で、その空間にいることやお店でのコミュニティを楽しむ側面が大きい業態です。なかなか純粋な飲食店のように切り替えることはできません。

日本政策金融公庫が今回の新型コロナ感染症を受けて3年無利子・無担保の特別貸付を始めてくれています。これを借りるべきか。例え借りて乗り切ったとして、アフターコロナの物凄い不景気な世界で、いままで以上に稼いでお金を返していくことが出来るのか。そもそもいつ新型コロナは落ち着くのか、次の感染症は来ないのか。不安は尽きません。

生き残るのはそうとして、この間ただ耐えるのではなく、これを受けて商売のやり方そのものを変える手段を練っていかないといけないのかもしれません。

命を守りつつ、生活を守りつつ、商売を守りつつ、次にくる不景気・不安定な世界に対抗しないといけない。くだらない罵りあいや責任追及なんてしてる場合じゃないのかもしれませんね。

当店は営業自粛中もやるべきことをやります!!当店に詳しい人はわかっていると思いますが!応援よろしくお願いします!!!!

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