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「誠実」「覚悟」「変化」は、成長する上で大切な要素 ♯自分にとって大切なこと

 生きるということは学び成長することだと思っている。その前提に立って、成長する上で必要な要素を考えたときに、自分にとっての大切な要素は「誠実」「覚悟」「変化」だと思っている。

誠実さを心掛ける

 ここで使い私の思う「誠実」とは、誤魔化さないこと、嘘をつかないこと、意にそぐわないことをしないことだ。自分の心に正直に生きるということでもある。真摯に向き合うという意味も含んでいる。
 人生のさまざまな場面で、意にそぐわないことや理不尽なことは、程度の差はあれ日常的に出くわす。誠実に接したくてもできないことは多々ある。例えば、本音を言うと人間関係が壊れるとか、さまざまな同調圧力とか、経済的な問題とか・・・。時には嘘をついた方が相手にとって良い場合もあるかもしれない。でも、可能な限り誠実な姿勢を維持していくことが大切だと思う。

〈私が、誠実な姿勢を貫く理由〉
・誠実に行動することで気づきや学びがある。
・誠実に対応したという充実感があり、不安がなくなる。後悔しない。
・誠実に物事に向き合うと、価値観の違いや多様性の大切さに気づくきっかけになる。
・誠実に対応すると、結果が早く出る。
・誤魔化していると、同じ事象が繰り返される。
・誠実に接していると、誠実な人が周りに集まる。

〈過去の経験から言えること〉

 銀行勤務時代に、意にそぐわないことや理不尽なことにも出くわしたが、可能な限り自分の意志に忠実に行動した。時には間違っていたことや不利な結果になることもあったが、結果的に後から振り返ってみると、次のステップで役に立ち自身の成長につながったことを何回も経験した。自分では誠実に対処したつもりでも、自分の知識不足、経験不足、思い違いなどから結果的に誠実でなかったことが起きる。だが、その時は誠実に対処しようとしたことに意味があるので、結果は問題にならない。答え合わせの機会が後でやってきて、成長できたかどうかがわかる。
 また、パン屋起業でさまざまな人に出会い、応援され応援したが、その時の経験を踏まえて誠実に接したことが良かったと振り返って思う。

 自分が思っていることと世間の常識が食い違うとき、自分の考えを通すか世間に迎合するかは自身の選択である。自分をごまかし、有ったことを無かったことにしたりを繰り返していると、本当の自分がわからなくなっていく。自分をごまかしていることを自覚して葛藤を抱えながら日々戦って行く場合は、そのことが成長への助けとなる。時と場合にもよるが、こちらが誠実に行動すると、それに合わせて誠実に接してくれる人と、誠実さに付け込んでだます人がいる。さまざまな経験を積みながら社会の様子がわかってきて、自分の人生の姿勢が問われてくる。過去を振り返ってみると、人より遅れたり不利なことは有っても、だまされて嘆いたり悔しい思いをしたことは幸いにして無かったように思う。

覚悟する

 誠実さを貫くには覚悟が必要だ。
理不尽なことに出くわした時に、安易に迎合しない。見て見ぬ振りをしない。同調圧力に屈しない。誰もがいつでもできることではないが、その時できる精一杯のことをする。それには覚悟が必要だ。
 そして自分の目指すことを成し遂げるにはやり切ることが大切だ。やり切ったと思えたときに、次の課題が向こうからやってくる。

「変化」を取りに行く

 銀行勤務時代に、不良債権処理専門部署や銀行合併準備部署など幾つかの新規プロジェクトに参画したことがある。新設部署は前例が通用しづらいので、普段使っていない脳が鍛えられ、試行錯誤しながら手法を学ぶ。その時の経験はスキルになり次のステップで活かされ、その都度自身の成長になった。新しいことをするときは不安が伴うが、一方で成長する機会でもある。銀行退職後にパン屋起業という変化があったが、過去の体験によって変化に対する耐性が培われていたのかもしれない。

まとめ

・私は成長したい。
・成長するために「誠実さ」を最も大切にしている。
・誠実で有り続けるためには覚悟が必要である。
・変化には不安を伴うが成長の機会でもある。私は安定よりも成長する方を選択する。
・自分が大切にしていることは、成長することであり、成長に欠かせない「誠実」「覚悟」「変化」を日々意識している。

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