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リモートワークを手放さない働き方

リターン・トゥ・オフィス

GAFAMなどオフィスに戻す動きがあります。
日本でも出勤を増やす動きが出てきました。

また以前のように通勤生活に戻るのか
気になる人も多いのではないでしょうか?

会社員の働き方は経営層に委ねられます。

でも、チームリーダーとして、出社を増やす判断は慎重にすべきと思います。優秀な人は組織を離れ自由な働き方の選択ができるからです。

優秀な人材を失うことは成果に影響します。

だから自由な働き方を守るために、チームの生産性を上げる必要があるのです。

リモートワーク・フォーエバー

この記事はこのような方におすすめです。

  • 生産性を爆上げしたいリーダー

  • リモートワークを手放したくないメンバー

  • 働き方を検討している人事

お伝えする内容

  1. 生産性を上げるノウハウ

  2. 関係性を育むノウハウ


リモートと対面の選び方

全員が優秀でない限り、フルリモートは難しいというのが僕の主張です。リモートのみでは関係性が育めず、対面のみでは生産性が低いのです。

  • リモートでは仕事の生産性を意識する

    • MTGは基本リモートを選択

    • 参加理由を説明できない人のスケジュールは後回し

    • リモートで「話せないことは何か」全員で話しあう

    • ファシリテーターの役割をおく

  • 対面ではチームの関係性を意識する

    • デスクまで歩いていき、直接話す

    • イヤホンをつけて作業をしない

    • 個人ブースにこもらない

    • ランチはなるべくチームで行く

タスクには効率を、チームビルドには非効率と考えると良いです。


自己管理について

リモートは良くも悪くも自由度の高い働き方です。そのため次の取り決めを行い、セルフケアの意識をあげましょう。

  • お昼時間にMTGは入れない

  • 椅子とデスクは仕事用を選び、腰痛対策を行う

  • 作業時間、休憩をスケジュールに入れ、空白スケジュールを作らない

  • 仕事始めと終わりにコーヒーを飲む、お香をたくなど区切りの儀式を作る

  • 1回は外に出て光を浴びる

  • リーダーは雑談の時間をメンバーに提供する


生産性向上について

生産性を考えるために、アウトプットと成果の違いを理解しましょう。

アウトプットは作業により作り出されるもの全てです。例えば今読んでいる記事もアウトプットですね。

成果とはアウトプットによって生み出された価値です。例えば、僕のこの記事(アウトプット)があなたの会議の円滑に役立ち嬉しい。となった場合「嬉しい」が僕にとっての成果となります。

生産性を上げるために以下の点に注意しましょう。

  • アウトプットは日次で共有する

  • 作業環境を整える(モニター、キーボード、マウス、椅子など)

  • 集中力が高い時間帯を把握し、優先度の高い作業や会議にあてる

  • 考えを言語化できるよう面倒がらずテキストに書きおこす

余談ですが、リモートではアウトプットだけでも見せるようにすると、何かちゃんと物事が進んでるように見えます。悪用厳禁ですが、覚えておくと役に立つ手法です。


チームビルディングについて

チームビルディングを独学でやることはおすすめしません。正しいやり方を参考に試してください。

  • 今の気持ちは?ハマっていることは?など会議冒頭にチェックインをする

  • 週一の定例会を開く。アジェンダがなくても接点のためにスキップしない

  • チャットには必ずリアクションを返す

  • 説明を惜しまない。既出の質問でも嫌味を言わずに再説明する

  • 月1回はチームビルディングをテーマに対面で顔を合わせる

チームビルディングの詳しいやり方についてはまた別の機会にも書きたいと思います。


スキルとツールについて

リーダーはコミュニケーションとツールの整備に注意をしましょう。

  • コミュニケーション

    • うなづきや笑顔など相手が感情を汲み取れるよう反応する

    • 相手に伝わりやすいお願い、説明を行う

    • 忙しそうにせず「ちょっといいですか?」と言われる存在を目指す

    • スケジュールを会議で埋めない

    • チェックインで変化や違和感を感じたら、すかさずフォローする

  • ツール

    • タイムラグが少ないビデオ会議ツール(zoomなど)を選択する

    • 話し合いが空中戦にならないようMiroなどで可視化する

    • chatGPTなどを使い議事メモを展開する

    • バーチャルオフィスなど新しいツールはどんどん試す


まとめ

今回はリモートという働き方を手放さないために、生産性と関係性を育む方法を紹介しました。ですが、今後対面に戻る職場も多いと思っています。

なので最後にリーダーは対面に戻すときには、その理由の伝わり方に注意をしたほうがいいです。なぜなら、リモートを体験しているほとんどのメンバーは納得をしないからです。

これが理由でモチベーションを下げる、転職活動に動くメンバーが出てきます。

繰り返しますが転職できるメンバーは優秀です。次も優秀な人材が採用できるとは限らないのです。十分に注意を払うのが今の時代のマネジメントかもしれませんね。

メンバーの気持ちを把握し、生産性のある働き方とチームづくりを目指していきましょう。

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