エモーショナル大河「どうする家康」〜rap
大河ドラマはほとんど見てこなかった
「篤姫」を少し、「女城主直虎」を少し
林真理子脚本と聞いて「西郷どん」をほんの少し
歴史に疎いためと、チャンバラが嫌いなため(剣道は好き)大河ドラマには全く興味を惹かれなかった
だが、古沢良太脚本の「どうする家康」にはハマっている。
田鶴と瀬名は仲良く幸せな日々を過ごしたが、戦乱の中運命に引き裂かれる。
氏真と家康は兄弟と慕い合うも、運命の巡り合わせから憎しみを募らせる。
戦乱の世の中、昨日の仲間は今日の敵。
と、毎回ある人物の人生、出会いと別れをエモーショナルに描いてあり、あぁぁ今週も観たなぁという手応えを感じる。
古沢良太って、描き方が少女漫画なんだよなぁ
宮藤官九郎は少年漫画チックというか。
大河ドラマは歴史好きな人のものと思っていたが、私のような歴史苦手な者でも楽しめるものだった。
歴史というより政治に関心がなかったから昔の日本の権力争いにも関心が持てなかった。が、政治への関心を人並みに持った今、日本の運命を左右する権力争いという意味でも興味深い。
事実を厳密に再現することは難しく、語り継ぐ者によって光の当たり方をかえる物語。それが歴史なんだなと思う。
今、同じ時代に生きていても、報道する者によって光の当たり方が変わり、知り得ることが事実の全てかどうかもわからない現代にも通じる。
そんなところから大河ドラマの道に入るものもたくさんいるのでは?
とにかく、ここにひとりはいる。
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