自分にレッテルを貼ったら可能性が狭まった。

発達障害。これを知ったのは30歳過ぎてから。

分からないことが多いから、調べたし、テストも受けたし、脳波もとった。

自分のこともさんざん分析した。

結果、発達障害だからこれもできないだろうって、…挑戦すればできるかもしれないことも、挑戦しなくなっていた。

とても保守的になったよ。


それまでは、努力すればできるはずだし、出来ないことには必ず原因があってそれを改善すればどうにかなるって思ってたから、頑張ってた。

おかげで、これは無理だろうっていうものも意外と簡単に出来たり、やってみたらどってことなかったり、可能性というやつに出会えた。

色々な人とも知り合えた。


けれど今は、色々なことが億劫だし、どうせ無理って思う。


精神科の先生には、今までだったらチャレンジしていたのに、しなくなったと言われた。

そうだね、そうだね、そうだね。


私はなんだかとても自信をなくしたよ。