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グラレコへの道 《タロット篇》 第17回 | ウロボロスについて

■自分のしっぽを食べる蛇、Somewhere over the rainbow■

タロットカード、イーチンカードなどの「思考ツール」により、気づきを引き出し、判断のキッカケを持てるようになる為のヒントを公開しています。

ライブでの、グラレコ(グラフィック・レコーディング)を目指しながら
ビジュアルノート、スケッチノートで「情報の みえる化」を行ないます。

          The true Tarot is symbolism;
    it speaks no other language and offers no other signs.

         タロットとは、象徴言語である。
           それ以外のものではない。

A:「01 魔術師:The Magician」からのアドバイス

メジャーアルカナ「01 魔術師:The Magician」が、与えてくれているアドバイスに関する過去のノートはコチラ ↓

B:ウロボロスについて

The ouroboros or uroboros is an ancient symbol depicting a serpent or dragon eating its own tail.

タロットカードの中で出てくる「ウロボロス」とは、古代から伝えられてきた「自分のしっぽを食べる蛇(またはドラゴン)」のシンボルの事です。

The ouroboros is often interpreted as a symbol for eternal cyclic renewal or a cycle of life, death, and rebirth.

これは「永遠に続く周期的な更新」や「誕生、死、再生が繰り返し続くサイクルである事」などの象徴と考えられていますが、陰陽道や輪廻転生を連想する事も可能です。

①蛇は皮を脱いで、若返ることができる

世界各地に伝わる神話には、なぜだか「蛇」が頻繁に登場します。日本の八岐大蛇(ヤマタノオロチ)、ギリシア神話のヒドラ、インドの蛇神ナーガ、北欧神話のヨルムンガンドなどですが、中にはメデューサやラミアーのように「人間の体の一部が蛇である」と記述されている場合もあります。

西欧の世界観では、人間に原罪をもたらした「邪悪の権化」、キモチワルイ嫌悪感の象徴のように扱われたりもします。

脱皮を繰り返す事が「死と再生」のイメージに繋がる事や、恐ろしい「毒」を持つ場合もあるので、禍々しく、「人々の平穏に災いをもたらす存在」として、昔から畏怖や崇拝の対象とされてきたようです。

そんな「嫌われ者のヘビくん」ですが、自然現象に紐づけられ、人々に恩恵を与える場合もあります。

②レインボースネイク

古代から蛇を信仰する習慣のある部族は、どのトライブ(tribe)も、ヘビと天候、特に雨雲を結びつける考え方を持っていた。

彼らにとって、雨が長く降らず干ばつが続く状態は「レインボースネイク」が眠ったまま目を覚ましていないことを意味していた。そのため、「ヘビを起こす」ために、特別に騒々しい儀式(雨乞い)を行う必要があるのだ。

乾季の間は泉の奥に潜んでいるが、時期が来ると泉から姿を現し「恵みの雨を降らせる役目を果たす」と信じられていたからだ。

彼らは、空に掛かる虹のアーチを見ると、「レインボースネイク」が、次の雨季に備えて、それまで暮らしていた泉や川から、新しい棲み家へと移動していると解釈する。

とても「ロマンチック」だ。


Life is like a rainbow .
you need both the sun and the rain to make its color appear .

人生は虹のようなもの。あの美しい色を出すためには、
太陽と雨の「両方が必要」なのさ。


C:タロットからのインスピレーション

タロットカードには、閃きを触発してくれる力があります。タロットのシンボル体系から、可能性の扉を開くヒントを読み取る事ができます。

例えば、メジャーアルカナの「隠者:The Hermit」が与えてくれているメッセージに関する過去のノートはコチラ ↓

終わりに

今回の「ウロボロス」に関する記事は以上となります。これからも「グラレコへの道 《タロット篇》」では『ウェイトスミス系タロット、トート系タロット、イーチンカード』関連の記事をTwitter、Instagram、YouTubeと並行して公開していこうと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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