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毒親

母から謎の長文メールがきたので、
シカトしていたら、追い討ちをかけるように、長いLINE攻撃。結果仕事中トレーニングに全然参加できなかった。迷惑だ。

どうやら、母の日のギフトが気に入らなかったのだと、今頃言ってくる。
もう、夏も過ぎ、秋のいまごろに。

母の日には、フルーツの詰め合わせを送っていたのだけれど、量が少なかったとのこと。
それを、あなたのために、恥ずかしい思いをしない様に注意してあげた、などと言ってくる。

私は頂きものに、優劣をつける様な恥ずかしい人間にはなりたくないのだけど、
そうですか、ありがとうございます。
と言った。

お母さんはあなたのためを思ってるの、
はパワーワードだと思う。
私は、そういう余計な余計なお節介で、長らく自分はだめな人間だと思い込んで、生きるための自信を失っていた。

「顔が派手なんだから、男たちを挑発してるから、下を向いて歩きなさい。」
目があっただけの理由で次々ストーキングにあい、怯えていた私に放った言葉だ。

「理数しかできないくせに、理数も悪くて価値がないわね。」
理数教科で2位になると言われてた言葉だ。

「男みたいなものしか選べないのね。」
体操で県大会に出場した時に言われてきた言葉。

自分にはこんな事ができると誇れた事は、コンピュータの世界の中にある。両親は、新しいデバイスアレルギーなので、口出しが出来ないのだ。

だから私はコンピュータの世界が好きだし、のめり込んだ。こんな事を言うと縁を切ったら良いと言われることもあるが、私は彼女達が嫌いではないし、娘はおばあちゃんが大好きだ。

それに、自分の娘に対する対応への反面教師として立派に役だっている。
兄弟に相談すると、兄と弟は、もうずっと前から気付いていて、それこそ10代の頃から諦めて、早く家を出るために勉強をしていたというのだから、今更おかしさに気付いてる私とは、人間の出来が違うはずだ。

母が何故怒りだしたり、ひどい言葉を投げかけてくるのかは正直よく分からない。
娘が言うことを聞かなくても、駄々をこねても、そんな感情にはならないし、あえて傷付くような事は言えない。
多分、母は、想像力の欠如した人間で、言われた相手がどんな気持ちになるのか想像できないんだと思う。